【急募】映画館に巣食う害悪客との向き合い方
先日、『オーメン:ザ・ファースト』という映画を彼女と見てきた。40年以上前に公開された映画シリーズの前日譚だ。
感想としては、序盤〜中盤死ぬ程退屈、終盤めちゃくちゃ面白だったので、ギリ劇場に行く価値ありの良作です。特にオーメンファンは絶対見た方が良い。
詳細なレビューはこっちで書いてるので興味ある方はご参考に。
まぁ今回の本題はそこじゃないんだ。本作を鑑賞した劇場にて害悪客に遭遇したので、その時の話を聞いて欲しい。
奴に遭遇したのは上映中の事だった。
物語としては中盤ぐらいに差し掛かった所。前述した通り、オメザファ(スラダンと略称被るね)は途中までは本当につまらない。それ故私は、何度か意識が飛びそうになるのを我慢しながら鑑賞に耐えていたのだが、そんな中、左前の席から、小さな光がチカチカと点滅しているではないか。よく見ると、その光の正体はスマホ画面だった。
「いくら退屈とはいえ、スマホイジるのはないだろ」と害悪若干気分が悪くなったものの、そんな奴に意識を向けるだけ時間の無駄なので、引き続き画面に集中し続けた。結局、面白くなってきた終盤になってもその光は消えること無く、上映が終了した。
劇場内の照明が明転し、そそくさと帰り支度を始めつつ「害悪客が前にいるとか、ハズレの席を引いてしまったなぁ」などと心の中で嘆く私。ただ映画の出来には満足だったので、気持ちを切り替え、隣に座っている彼女と感想を言い合おうと、視線を横に向けた。
そこには、鬼の形相をした彼女が………。
そして劇場中に響く声量で叫ぶ。
「信じらんない!上映中にスマホ触るとかどんな教育受けてんの!?」
ブチギレていた。いや叫ぶは流石に盛ったな。ただ少なくとも、スマホを触っていた害悪客には聞こえるボリュームでした。わざとそいつに聴こえるように言ったらしい。
無論、その一言で怒りが収まる訳もなく、ドリンクトレーの返却で列を成している間も、劇場を出ても尚、ひたすらその害悪客に対する愚痴は止まらない。私は、彼女が冷静になるまで「まぁまぁ」となだめながら、罵倒を聞き続けた。そのせいで映画本編の感想をあまり話せずしょんぼり。
以上を踏まえ、皆さんに問いたい。あの時、私はどうすれば良かったのだろうか?同じテンションで害悪客を罵るべきだったのか、上映後害悪客に「スマホイジるの、マナー違反ですよ」と注意すべきだったのか………。
少なくとも、害悪客の蛮行を傍観して、彼女の気持ちをなあなあで済ませようとしたという選択肢は間違っていたと、今になって反省している。決して、彼女に肩入れしているわけではない。元々私自身も、マナーを守らない人間にはキレる方だ。ただ今回は彼女が隣にいたから下手な行動が取れなかった。私の凶暴な一面はあまり見せたくないし、デート中はなるべく明るい気分で過ごしていたかったので、無意識に気持ちを落ち着かせていたのかもしれない。
あとアレだな。私が映画館でもっとヤバい害悪客に遭遇しすぎているせいで、感覚が麻痺してるヤツだ。たかがスマホイジるくらいじゃ動じなくなってしまった。
今までも色んなカスがいたなぁ。
ハァ"・・・・!どれもかなり前の話なのに、こうやって文字に起こすとイライラしてくるな。害悪客に対しては勿論だが、それを見て見ぬ振りした自分自身に。
※ソー上映の時にいたガキ集団は直接制裁を下しました。「大人しく映画見れないなら出てけ」と。てめえらがドタドタやってる振動が、全ッッッ部こっちの席に伝わっとんじゃボケ。
・・・・・よし決めた。次映画館で害獣を見つけたら、必ず駆除しよう。なーんか最近のご時世、マトモじゃないやつは無視しようみたいな風潮あるけど、そのせいでこっちが割りを食っているのは我慢ならん。ダメなものはダメ。社会で生きる資格のないヤツには制裁。このモラルを持ち続けなきゃいかん。
というわけで、この記事を読んでいるマナー違反の方々。次映画館で会ったら、容赦なく叩きのめすんで。最低でも何かしらの後遺症が残ることは覚悟しておいた方がいいですよ?
私の宣言に感銘を受けた方々は、法律に引っ掛からないスレスレのラインで出来る嫌がらせを教えてください。害悪客に遭遇次第、すぐさま実践しますので。
このスタンスになって、彼女に引かれたらどうしよ。そん時は怒っていいよね?「君が始めた物語じゃん!」って。
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