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#自由詩

詩 分業の結果

分業の発達により 生産性は飛躍的に向上し 技術は進歩し 人間の幸福は 歴史上最高度の 高みへ…

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カラダの内と外

口から肛門までの間は内だろうか外だろうか?一本の管で繋がっているんだから外じゃあないのか…

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詩 空っぽの棚の前で

晩飯に炊く米が無くなったので、白鳥町のラルズに行った。米の棚はどれも空っぽで、本日売り切…

ひとりしづ芽
2週間前
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味覚と痛覚

味覚というのは 痛覚が 生き物の進化の過程で 変化したものなんじゃ ないのかなあって ぶっか…

ひとりしづ芽
3週間前
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詩を書くことで(やっと)生きている

他人の詩を読んだり 自分で詩を書くことで 発狂しないで済んでいる 長い文章は読めないし書け…

ひとりしづ芽
3週間前
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失敗につぐ失敗(どんと来い)

失敗ばかりの人生は 自信を無くすために あるのではなくて どんな失敗をしても 動じないため

ひとりしづ芽
3週間前
4

サービスカウンターの老犬

クレーマーは怒ってるようだけれど 本当のところは 寂しさや不安恐怖を抱えて 怯えながら吠えているだけだから 僕はムツゴロウさんになって 「よーしよしよしこわかったねえ」 「もう大丈夫だよ吠えなくて」 「怖かったんだねえ」 って優しく言ってあげるんだ 怖がらせないようにゆっくりと 距離を詰めながら 優しく声をかけながら 時間をかけて 段々と落ち着いてきて 目から怒りの色が消えてくるから そうしたら 近寄って頭を撫でてあげる 群れを追われた哀れな老犬 怖かったねえ 寂しかったね

「今日 市場へ行った」

僕が無性に魚が食べたいのは 僕が食べたいんじゃなくて 僕のからだを使って 誰か食べたい人が…

ひとりしづ芽
4週間前
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奴隷制度の発達と発展

奴隷制度の定義が、 〈自分で働かないで、誰かを働かせる〉 だとして、 それは現代にも受け継…

ひとりしづ芽
1か月前
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プラタナスの並木

プラタナス 縦に長くて 枝は短くて 本当は違うよね ネットで見たけど 本当の姿は 全然違…

ひとりしづ芽
1か月前
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散歩中に思ったこと

豆知識 昔の人が長距離歩けたのは 体力があったからじゃなくて アスファルトが無かったから …

ひとりしづ芽
1か月前
4

詩「苦手の克服」

子供の頃からコハダが怖くて 一度も食べたことないんだけど 死ぬまでには絶対に食べようと思…

ひとりしづ芽
1か月前
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2代目のぼん(凡、煩)

2代目のぼんが髪を伸ばし始めた man bunにするらしい

ひとりしづ芽
1か月前
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にんげんさん

ゆかいなにんげんさんたち 狸に化かされ 狐に化かされ 哀れ 葉っぱのお札に 半狂乱で群がっている 三角形の目 四角形の目 まんまるの目 関係ない僕はとなりで ホンモノの葉っぱを かき集めて 芋を焼いている 倉庫で寝かせておいた 紅はるか 濡らした新聞紙で (新聞はこのために存在する) くるんで上からアルミホイルを巻く ゆっくり火を入れるのがコツだ 甘ーい芳ばしい香りがしてきたぞ