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【サッカー】浦和レッズ ACLホーム武漢三鎮戦(2023.11.29)感想

勝ちが必須の試合で2-1で勝利を収めることができました。

旅行に行っていた関係で、リーグ前節のアビスパ福岡戦を見逃してしまったこともあり、DAZNで約2週間ぶりの試合観戦となりました。

連敗続き&解説の槙野も言ってたように契約の時期の上、さらにスコルジャ監督も不在とハードモードな状況で、選手たちの特に精神面が試されるような試合でした。
前線の選手たちはわりかし軽快に動けていた感じで、中でも目を引いたのがリンセン。献身的な守備だけでなく、適切に味方を使いつつチームの矢印を前へと向けるようなプレーで存在感を見せます。
試合自体はしばらく膠着状態が続いたものの、リンセンがファウルを受けてPKを獲得し、ショルツが決めて先制します。
その後、少し勢いづきそうなところで大畑が負傷。交代で関根が入ります。さらに髙橋も脳震とうか何かでプレー続行できなくなり、大久保が投入され、そのまま前半が終了。この間の福岡戦を見ていないので何とも言えないのですが、今日は岩尾がかなりペナルティーエリア付近まで進出していた印象で、「おっ」と思いました。
ボランチのときは割と後ろ目のポジショニングを好む安居が相方だからか、前節外からゲームを見たことで必要だと感じたのか、ここ最近停滞気味のチームを何とかしようという思いなのか、理由は分かりませんが個人的にはすごく良いなと思いました(オシムが遠藤保仁にもっと危険な所に走れ的なことを言ったのを思い出しました)。

後半は選手交代なしでスタート。後半頭からは比較的浦和ペースで進みますが、決定機を作るまでには至らず、だんだんと膠着状態に陥ります…と思ったら、ショルツがバランスを崩してしまったところから失点してしまいます。
こりゃ攻勢をかけるしかないって状況になり、小泉、リンセン、中島に代えて、エカニット、カンテ、シャルクが入ります。選手交代の効果もあってか、何度か惜しいチャンスも作りますが、なかなかゴールを奪えません。
後半も終わりに近づき、いよいよ厳しいかというとき、カンテが値千金過ぎる勝ち越しゴールをぶち込みます!ゴール後にエンブレムに手をやるカンテの姿を見て寂しさもあり、何だかとても胸が熱くなりました。
そしてその後はチーム一丸で守り切り、勝ちをつかみ取ることができました。

選手はもちろん、応援する立場の人たちもみんな苦しかった11月。最後の最後に勝つことができ、12月のシーズンオーラスへ向けて、弱々しくも再びファイティングポーズを取れる状態になった気がします。
今シーズン尻すぼみで終わるか、最後に踏ん張って何だかんだ悪くない一年だったと思えるか。今日の試合のようにゴールへ矢印を向けて、とにかく勝利を貪欲に求めて頑張ってほしいです。

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