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【サッカー】浦和レッズ 湘南戦(2023.6.28)感想

埼スタで行われたホームゲームで、4-1で勝利しました。
今日はスタートから主導権を握ることができ、その流れの中から前半20分に、岩尾のロングパスから大畑がうまく抜け出し、最後は興梠が決めて先制します。見ていて思わず声が出るくらい、大畑のトラップが絶妙で、素晴らしかったです。この場面以外も、この日の大畑は、ボールの受け方や相手の外し方、攻撃参加やサポートなど、どのプレーも良くて、ベンチ外が続いた時も腐らず、練習に励んできたことを感じさせてくれました。
また、ショルツ、ホイブラーテンの2人も今日の前半はいつも以上に鉄壁感があり、余裕すら感じるプレーぶりで、すごかったですね。
後半になり、割と早い時間帯に失点してしまったものの、前節から攻撃面でかなり復調してきた感のある関根が、後半16分、20分と立て続けにゴールを決め、流れを浦和に持ってきます。その後、カンテ、早川、髙橋などが交代で入ると、平野からのパスをダイレクトで酒井が馬渡に送り、カンテがフィニッシュ。最近、こういうダイレクトで一気に相手の裏をつくというプレーが、増えてきているように思います。
そしてこのまま4-1で試合終了となりました。
攻撃だけでなく、最後までチェイスを怠らない闘争心を見せてくれた関根が、MVPなのは間違いないのですが、個人的に髙橋のプレーに結構感動しました。浦和の前線(ボランチ伊藤含む)は、今日のスタメンに限らず、どこか「自分が何とかしてやろう」という思いが透けて見え、その邪念が一瞬の判断力の遅れを招き、結果ゴールから遠ざかる要因となっているような気がしていました。
そんな中、髙橋の献身的でシンプルなプレーが、すごく新鮮で胸に響きました。もちろん、攻撃の選手にはエゴイスティックな部分も求められることは、重々承知してはいますが、1人でもこういう選手がいてくれると、チームとしてはすごく助かる気がします。
そういった意味では、早川も状況判断がいい選手で、まさに小泉に期待してたハブの役割を見せてくれていました。
安居もプレー時間に比例し、判断力がかなり上がってきているように見えます。元々持っていたポテンシャルが、洗練されてきているように感じ、一気に急成長しそうな雰囲気もありますね。
今日はスタメン組も交代で入った選手もみんな攻守によく走って、戦っていたように思え、チーム内で健全な競争が行われていることが窺えました。だからこそ、前節同様ベンチ外となったモーベルグ、リンセンの状況が、とても気になります。また、ルヴァンでも絡めていなかった知念や松崎あたりは、いよいよ厳しいかもしれないです。どっちも応援したい選手ではあるので、頑張ってほしいのですが…。
次節は、同じ湘南に完勝した同士の鳥栖が相手なので、ひるまず今日みたいに最初から前向きなプレーで、勝ちをもぎ取ってほしいです!

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