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【サッカー】浦和レッズ ルヴァンガンバ戦(2023.9.10)感想

ホームで迎えたルヴァンカップ準々決勝第2戦は、3-0の快勝で準決勝進出を決めました。

今日も比較的入り方が悪くなく、開始5分ぐらいに岩尾のコーナーキックからリンセンがヘディングシュートを決めて先制します。早い時間に得点を奪えたことでグッと楽になり、何となくボール回しにも余裕が出来たような感じがしました。
ガンバも1戦目ほどの怖さがなく、互いに隙をうかがいながらボールを回すような展開が続き、初戦を勝ってる浦和には良い流れで試合が進み、そのまま前半は終了します。

後半は、早川に代えてシャルクが投入された以外は変更なしでスタート。前半同様悪くない流れで、防戦一方になってしまった新潟戦後半などの反省点が、うまく活かされているように感じました。危ない場面もいくつかありつつも、ガンバのシュートが枠をとらえることはありません。
一方の浦和は荻原が鋭く中に入れたボールをトラップしたリンセンが、左足を振り抜き追加点を加えます。これでググッと勝ちが近づいた浦和は、疲労なども考慮して選手を交代させていきます。その結果リンセン、カンテ、高橋と名前だけ見れば、FW3人の攻撃的な布陣になりましたが、実際は後半30分前後はガンバにボールを持たれる時間が多く、守備に忙殺されているような印象でした。

相手が前がかりになる中、ショルツのグラウンダーのパスをリンセンがスルーし、その背後からシャルクが相手DFに当てながらゴールを奪います。試合を決定づけるゴールが決まり、相手も気持ちが折れ、3-0(2戦合計4-0)で準々決勝を突破しました。

今日は何といってもリンセンが頑張ってくれました。2点ともYouTubeのリンセン得点集で見たようなゴールで、ようやくイメージしていたリンセンと現実のリンセンが一致したという感じでした。もしかしたらこの日がたまたまうまくいったのかもしれませんが、それでも仲間とゴールを喜ぶ姿を見ていて、すごくうれしくなりました。自分が好きな岩尾からのアシストってのもうれしく、ゴールを決めた後に岩尾の所へ走って行って、喜んでたのがめちゃくちゃ良かったです!
個人的には味方へつなぐプレーなどもよかった印象で、特に自陣からダイレクトでボールがつながってきたボールを、ゴール前で頭ですらして関根につないだ場面など、思わず「うめー」と声が出てしまいました。
シーズン後半でベンチ外が続いており、チームに対して裏で反抗的な態度でもあって、使われないのかなと勝手に思いましたが、試合中の動きを見る限り、気持ちが切れているようには見えませんでした(昨年のユンカーと江坂があからさまだったので)。
何にせよ、シーズンも終盤にさしかかり、負傷者もいる中、外国人選手たちが結果を残し始めたのは頼もしいです(ただ、シャルクがまた怪我をしてないか心配ですが)。

小泉と明本の右サイドは2人とも本来のポジションでないなりに安定していて、よくやってくれてたように感じます。

一方で、関根と荻原の左サイドは攻撃時の雑さが気になりました。今朝の日本代表がドイツに快勝した試合を見た後ということもあり、三苫と比較するのは酷だと思いますが、突っ込んでガチャガチャして抜けれたらラッキー的な関根のドリブルの適当さが目についてしまいました。
大久保不在の今、意識的にドリブラーとしての役割を果たそうとしているのかもしれませんが、もうちょっと行けそうかどうかの判断をうまくやってくれるといいなと思いました。
荻原も何となくタイミングというか合わない場面が多く、本調子でない印象でした。

とにかく、勝ってくれたのが何よりで、リンセンのゴールシーンを見れたのも本当にうれしかったです。

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