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【サッカー】浦和レッズ 横浜マリノス戦(2023.8.6)感想

ここ最近諸事情により試合が観れていませんでした。リーグのセレッソ戦、天皇杯の名古屋戦と連敗&複数失点しているという結果だけ知っている状態だったので、マリノスにボコられるんじゃないかという一抹の不安もありましたが、勝ちに近い0-0という結果でした。
今日は、試合の入りからみんなが集中している様子が伝わってきて、ディフェンスもよく頑張っており、球際で粘り強いプレーができていたように感じます。
その中でも伊藤のボールを取り切る力は目を見張るものがあり、頭一つ抜き出た存在感がありましたね。攻撃面でもうまくボールに絡んで何度かシュートチャンスを作ったもののゴールは奪えませんでした…残念!
前半はうまくマリノスの攻撃を抑えつつ、シュート数は少なかったもののいくつか惜しいチャンスも作り、後半に期待を持たせてくれる内容でした。今日の前半を観て改めて感じたのが、レッズの選手はフリーランしたときの本気度が足りないというか、敵を引きつけるのが役目で自分にはボールが来ないだろうという感じで、いざパスが来た時のプランがないような、あたふたしたプレーで、チャンスを潰してしまっているように思いました。ゴール前に入っていくときも、とりあえず中に人がいないとって感じの入り方で、本気で自分に寄越せっていう入り方じゃないように見えます。何となくそこら辺が、ゴール前の迫力不足につながっているんじゃないかなと思いました。
後半の頭から関根と興梠が投入され、スコルジャ監督の後半勝負という狙いが見えます。夏場ちょっと前から、ポストプレー時に興梠が踏ん張り切れなくなっているように感じていたので、しばらくはカンテもしくはリンセンをスタメンにし、途中から興梠の方が相手も嫌がるような気がします。その後、右サイドを中心にうまくチャンスを作り、攻めたてたもののいつも通り最後の決定力が足りなく、得点を奪えません。
期待の中島も投入されましたが、連携は仕方ないにしろ、やはり試合感もちょっとまだまだっぽくて、負けてたり引き分けてたりして得点が欲しい時に単騎突破を期待しての起用になりそうですね。
そして、ちょうど中島の交代時ぐらいから相手の流れになってしまい、危ない場面もありましたが何とかしのぎ切り、最終的には0-0の引き分けに終わりました。
とりあえず、試合を通じてセンターバックの2人がスペシャルなことを再認識できたのと、柴戸の動きが軽そうで、もう少しプレー時間を増やしてあげてもいいように感じました。
何にせよ今日の集中力をほかの試合でも発揮できれば、大崩れすることなく上位戦線に踏みとどまれると思うので、うまくメンバーも回して使いながら暑い時期を乗り切り、食らいついていってほしいです!
それと彩艶のベルギー移籍が決まりましたね。西川のハイパフォーマンスの一因に、彩艶が与えるいいプレッシャーがあったと思うので、いなくなることでそれが薄れるんじゃないかなという不安も少しあります。ガクッとパフォーマンスが落ちることはないと思いますが、本当にちょっとした部分で集中力が欠如したり、飛び出しやポジショニングにわずかなズレが生じないのか…。
今の浦和は守備が生命線なのは間違いないので、リーグ前半戦のような西川のハイパフォーマンスを引き出すためにも、牲川や吉田がどれだけいいプレッシャーを与えられるか…期待して見ていきたいです!

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