【子どもの安全】校庭は本当に安全か?

学校の校庭には
雑草がほとんど生えていない
なぜ雑草が生えていないのか
考えたことなどなかった
子どもたちが走り回るから
雑草も生えない
そんな風に思っていた
ある男性がこぼした
言葉を聞くまでは…

自然農の先生のお話が聞きたくて
先生の講演会に参加した時のこと
講演の前に
映画の上映があった

「食の安全を守る人々」と言う
ドキュメンタリー映画

農業に使われる農薬や
CMでもよく耳にする便利な除草剤のこと
種子法や遺伝子組み換え
ゲノム編集食品など
日本だけでなく
世界で起きていることが描かれていた

「うちの学校も除草剤を使ってるんです」
隣に座っていた男性の口から
諦めの気持ちがまじった
悲しげな言葉が溢れた

農薬や除草剤
ただ漠然と感じる
拒否反応的なものから
子どもを持たないじぶんでも
可能な限り
薬剤を使わない方法を選んできた

「学校の校庭に除草剤」
意識的に避けていたものが
「安全」と思い込んでいた
学校の校庭に使われていたという現実

想像していなかった「落とし穴」
一瞬
頭の中が真っ白になった

「知らない」と言うことに
恐怖を感じた

映画で語られていたことを
ネットで検索すると
沢山の情報が溢れていた
情報の多さ
様々な考えに
どれを信じ選択するのか
悩んでしまう

映画を観ていなければ
これらの情報に辿り着くことはなく
考えることもなかったかもしれない

じぶんの人生だからこそ
じぶんが納得するものを選択したい

自主上映がメインのこの映画
映画の存在すら
知らない人も少なくないだろう
出逢えたことはラッキーだった

じぶんの人生
子どもの人生を
他人任せにしたくないと考える人は
この映画を観て欲しいと思う
楽しい映画ではないが
「考える」きっかけを与えてくれる

考えことで
自身が納得する「人生」を選択できる

数年後
数十年後
広々とした校庭を
自身の子どもや孫たちが
安心して走り回る姿を見て
あの時の選択が間違ってなかったと
笑顔で言える「選択」を
出来るだけ多くの人にして欲しいと願う



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