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【裏話】権益独占

こんにちは。

厚切りで金沢区20万人の人生を
ワクワク笑顔にしたいタイプの男
肉汁マスターイケタカです(^^)

前回のメールで、

「うま〜い!」
「なにこれやばーーー!」

って味わってきた、
焼肉、ハラミ、ホルモンは、
(ハンバーグ、トンカツなど肉料理全般)

実は、

『穢多と差別と利権』

避けて通れない、
黒い歴史の産物だった!

と知ったら、
あなたは食欲が失せるでしょうか?

それとも、お肉への愛が上回り、

「本当のことが気になります!」

という場合、
ポチッとしてね!

とお願いしました、
クリックアンケートの結果。。。

16人の方が興味があると、
お肉愛が溢れるクリックを
してくれていました。

ありがとうございます。

愛してます!

前回の話では、
牛一頭丸々仕入れても、
内臓関係は一切付いてこない
という事実があり、

※前回の話を見逃してる場合はこちら。
→ https://note.com/nikujirucenter/n/n599e2c47c4f0

仲卸業者(内臓専門)であっても、
更に内臓専門の“元締め(組合)から
仕入れる仕組みになっている、

という話をしました。

続話の今日は

この仕組みには、

“死牛馬取得権

という、
江戸時代以前からの考え方が今も、
お肉業界、全般に影響していて。

職業、身分上の、
差別的思想を隠れ蓑にして、
肉業界における“権利や利益を
独占している可能性が否定できない!

あなたの知らない、
肉業界の衝撃の事実に
ズバリ迫りたいと思いますが、

その前に。

日本における食肉の歴史
おさらいの意味で、少し触れておきます。

古くから日本人は、

狩猟民族ではなく農耕民族だった

と思われがちですが、
実はそうではなかったようです。

イノシシやシカなど
普通に食べていたことが、
遺跡発掘調査で明らかになっています。

そうした時代から、
天皇に献上した記録もあるようです。

ところが、ある時代から、
肉を表立って食べなくなります。

これは仏教の影響で、
平安中期900年ごろなのだとか。

とはいっても、庶民の間では、
動物の肉を食べる習慣は残りますが、
次第に、そういう人達は蔑まれる対象に。

いずれにせよ、
歴史的に見て肉食の習慣は
古くから続いていたんですね。

特に地方、田舎では、
この習慣が現在も強く残っています。

山野で狩猟して
勝手に捌いて食べてますもんね。

よく聞く、郷土料理、漁師料理とか ^^;

※食肉史を詳しく知りたい場合、
Wikiにあるのでこちらからどうぞ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本の獣肉食の歴史

ただ、見過ごせないのは、
動物を食肉とする陰には必ず
それを“捌く人たちがいて。

時代が進むにつれ、
死んだ(屠殺した)動物を
処理する人たちが
差別の対象になったということ。

人々がみんな嫌う仕事、
ごみ処理、汚物処理、臭い、
汚い仕事っていうのは
いわゆる「穢れ」ること。

その仕事に従事することは、
穢れが多い、ということであり、
それが“穢多(えた)という言葉の起源に。

ちなみに、江戸時代には
屠殺行為は禁止されていました。

なので、処理するのは、
何かの原因で倒れて動けなくなった
いわゆる斃(たお)れた牛馬となります。

“斃という漢字、
普段はまったく使いませんよね。
(今回はじめて知りました)

病気・事故などで(急に)患ったり、
死ぬ、殺される場合に使われます。

音読みは「ヘイ」、
訓読み「たお(れる)、
し(ぬ)、ほろ(びる)」です。

※穢多の歴史的経過も含めて、
ひと言で語ることはできないので
もし、ご興味があるようでしたら
以下のWikiをご参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/穢多

誰もが忌み嫌い
やりたがらない
穢(けが)れる仕事は、

つまるところ、

“食肉解体業というわけです。

そして、
人々から忌み嫌われる代わりに
与えられた利権が、“死牛馬取得権。

江戸時代には、

「死亡した牛馬の遺体を取得する権利」

というものがあり、
それを独占していたのが穢多、
らしいのです。

「俺たちは皆が嫌がる仕事を
 代々ずーっと続けてきたんだ。
 だから俺達には死んだ牛馬を
 自由に扱う権利があるんだ」

被差別的職業?
身分??を隠れ蓑にして。

ゆえに延々と、現代にまでずーっと。

この決まりごとが、
国産のホルモン流通に
尾を引いているのではないか?

と僕は見ています。

屠畜場は行政によって
全国で管理されています。

しかし、全国の屠畜場には、
必ずと言っていいほど...

(社)日本畜産物協会という、
“内臓を管理する団体が関与しています。

一頭から採れる
内臓の量が限られているため、
その安定供給を主に行っています。

※一般社団法人日本畜産副産物協会
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.jlba.or.jp/index.html

社是として、
食肉の安定供給と、
そこで働く人たちの
人権擁護を挙げています。

しかし、、、

前時代に存在した、穢れ思想、
身分制度から職業差別廃絶を盾に、

権益を独占しているように見えませんか?

こういう視点から考えると、

国内の内蔵副産物を仕切っている
唯一の組織が、社団法人を作って、

誰もこの業界には、
差別の歴史的背景を利用して、
口出しできないようにしている!?

全国区で活動している理由、
見えてくるように思うのですが…

なんて、思ってしまうのは、
僕だけでしょうか^^;

でも、“蛇の道は、ヘビ。

あなたもよく知っている?!
黒い歴史の恩恵を得ているのは誰??
日本国内で屠畜された牛の
“ハラミ、ホルモンは、どこに行った?

副産物協会に名を連ねる、
衝撃の会員企業一覧を見てみる。

http://www.jlba.or.jp/kaiinmeibo.pdf

私は一応、業界の中の人なので、
「やっぱりね」となりました。
(あなたはピンときた企業名ありましたか?)

※文中に挙げた名称、
資料に掲載の企業の利益、体制を
非難するものではないことをご理解ください。

一般には小売りされない、
希少内蔵類の真実と行方…

少し、お分かりいただけたでしょうか。

わかった!という方、
まあまあだけど、
まだイケタカさん書ききれてないね?
という方。

そして、

イケタカ流、
“ウソホントの見極め方

これからも期待してるよ!という方。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ということで、
厚切りには人生を極上にするパワーがある!

肉汁MAX!!!(謎)

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