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㉒魔の6月を迎えに行く 〜Googlemeetリモート交流を設定した話〜

中堅小学校教員です。
「魔の6月」という言葉があります。

簡単に言うと、6月に荒れやすいよ、崩れやすいよ という話です。以上。

きっと我が学級も学校も少し揺れるのでしょう。
まあ、揺れても良いのです。

誰かの心がひどく傷ついたりすることは避けたいですが、子どもが30人以上もいれば波風は立ちます。ダラケもします。

ただ、何かに向かう健全なエネルギーがほしいわけです。



ちなみに、私は6月に家族旅行と仲間とのバスケ、飲み会がすでに入っています。
エサぶら下げです。はよ、6月来いや! 
やっぱりうそです。夏休みさんお願いします。


魔の6月の対策はすでに始まっている

今年度は異動したので古巣とリモート交流会をしようと考えています。
今週はその打ち合わせにアワアワしました。
でも、やっぱり楽しいですね。

アワアワは。


 4年生の社会科の重要課題の一つは都道府県の場所を覚えることです。
 我がクラスも覚えようと授業はじめの数分に頑張っています。


詳しくは、こちら ⇓


我が学級、西日本(近畿、中国、四国、九州)は大体覚えました。しかし東日本はこれから。。

聞いてみると…
なんと!! たまたま(仕組みましたが)
古巣の前任校の4年生は、東日本から覚え始めているではありませんか!

ではでは、こちらは西日本を。あちらは東日本を。
都道府県の場所やその特徴をまとめて、スライドを作って相手の学校に伝えようじゃあ、ありませんか!!



という流れで、リモート交流をすることにしました。


相手の学校に伝えよう! という動機はやっぱり強いですね。
「俺等が◯◯県の場所だけでも完璧に教えてやるぜぇ」ですね。

リモート交流の方法、企み

勤務校も相手の学校も
たまたま休日参観が6月前半にあります。(計画的犯行ですねえ)

そこに向けて、グループで都道府県プレゼンを作成。
そして、休日参観で発表会。
各クラスの代表グループをそこで投票なんてしちゃおうかな。保護者も巻き込めるんじゃないかな。


そして、その次週
Googlemeetを使ってリモート交流会をするわけです。


なかなか良いプランだなと、
僕と古巣にいる大先輩でニヤニヤしています。


休日参観も見通しオッケー。
魔の六月も目指すプチイベント発生です。

リモート交流を知り合いの学校と毎年行ってきました。続けてもう4年め。
どうやったら意義が生まれるか、意欲につながるか、WIN-WINになるか。少しずつ分かってきました。続けると見えてくるものある。



リモート交流、こんなんがいいかも


五年生社会科で、うちは高い土地の暮らしを。相手は低い土地を。
社会科見学で行った新聞社を。相手はテレビ局を。

六年生では、震災からの復興を。相手は市議会と市役所を。
国調べでこちらは北米南米を。相手はアジアやヨーロッパを。


子どもたちが、お互いに知らないことを伝え合うことって素敵だなと思っています。


さあ、来週にでも古巣や知り合いに連絡しましょう。

6月にリモート交流しましょ

と話すのです。

結果、できなくてもいいのです。
「リモート交流をしようとする」行動をすることが大事なのです。
きっと、そんな動きすると11月にはできます。布石!


学年で動くなら。。

もちろん、自分の学級だけでなく学年も巻き込みたいですね。

学級数が合わない問題は、逆に美味いです。

昨年度は、うちが3学級。相手は4学級でした。

自分が2クラスと交流したらいいのです。
これは美味いです。


合法的に自学級の子どもたちは倍の経験ができるわけですから。幹事なのだから、それくらい構わないでしょう。


今年度も、うちは単学級。相手は複数学級。
美味いです。
子どもたちも燃えています。



魔の六月を迎えに行く。
そんな動きをした最近でした。


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