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働くということ

出来るできないの能力を問うているのではなく、やろうとする様子が伺えないのが問題だと言っているのである。

もちろん個の能力には差がある。頭の回転が速い人遅い人、勘が鋭い人鈍い人、素直な人頑固な人、特質も千差万別。数回の面接ではそこまでわけらない、そんなことは承知で会社は人を採用しているのである。

給与とは労働の対価である。そして労働には質と量も存在する。給与を上げるには、その人の企業における存在価値を高めるには質または量もしくはその両方を上げる必要がある。質や量を上げるには『上げようとする気持ち』が前提になくてはならない。

学校教育と違ってほとんどの企業の現場では質や量を上げるためのカリキュラムを自動的に与えられる訳では無い。もちろん必要最低限の知識やマナーは教えてくれる。でもそれはあくまで必要最低限のことであり、他と差別化するには個人が努力するしか方法は無い。必要なら会社や先輩、上司に訊いてみるのもいいだろう。

しかしそういった積極的行動も無しに『私は仕事ができない』と自ら言っている人がなんと多いことか。それは『できない』のではなく『やろうとしない』のである。大きな勘違いである。

自発的に動く、主体的に動く社員が多い会社は活気がある。そういう会社にしていきたいのです。

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