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夏の京都で出会ったときめき
友人が京都で結婚式をあげるというので、夏休みをくっつけて京都に5日間滞在した。
京都の魅力は過去複数回にわたってnoteを書いているが、何度訪れても新しいときめきを発見する。
01.フランソア喫茶室の窓辺
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白のレースのカーテンとこのランプ、そして黒の窓枠!少女趣味的な可憐さの底に艶かしさがちらつくのが京都らしいのよね。
02. 「あんみつみつばち」のあんず氷とあんみつ
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ここのあんず氷とあんみつはばつぐんに美味しい。あんず氷と器の色のとりあわせや、うちわを模したスプーン置きのひとつひとつに美学を感じる。ここまで細部にこだわるお店だから、この美味しさを作れるのだろうと思う。
03 松尾大社の虎
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たぶん、おみくじが入っていたものかな?そんなつぶらな瞳でこっちを見ないで〜
04 無鄰菴のお茶菓子
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こういう、美しい庭園をウリにした茶席のお菓子ってだいたい「もさもさした最中/羊羹」という偏見があるのだけど、無鄰菴のお茶菓子ラインナップはどれも魅力的。大阪桐蔭のクリーンナップくらい強い。なんてったって、村上開新堂のロシアケーキがあるんだから!(思わず太字)
ロシアケーキは残念ながら売り切れだったのでアイス最中を注文。これが期待を裏切られるおいしさ!抹茶アイスがハーゲンダッツ並みに濃くて、求肥とあんこもたっぷり。そして器も「和っぽい適当なやつ」ではなくて、お菓子や季節に合ったものがちゃんとチョイスされているところに京都のプライドを感じる。
05 喫茶いのんのたまごサンド
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今まで色々なたまごサンドを食べてきたけれど、出てきた瞬間に感じたときめきが過去最高。たまごサンドののほほんとした素朴な出立ちを、クールなネイビーのプレートと細いフォークが一気に垢抜けさせている…。でもしっかり調和しているのはプレートのリムが広め&厚めで、神経質な感じがしないからかな?スタイリングセンスに脱帽。
06 Botanic Coffee Kyotoのすべて
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このカフェの存在そのものがときめき。お庭もケーキが載ったお皿も壁紙もメニューも置いてある本たちも(そのうち一冊は「賢者のおくりもの」)。カフェ自体、以前近くを通りかかって見つけたときには時間の都合で見送ったのだけど、外観からして「ここは絶対に私のツボ…!」と確信していた。私のカンは正しかった。
07 高木コーヒーのモーニングプレート
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ごろごろのポテトサラダに少し焦げたソーセージ、たっぷりのケチャップ、じゅくじゅくのスクランブルエッグ、そしてバターがこれでもかと塗られたトースト!潔いほどに野菜要素がない。添えるだけのミニトマトとかレタスとか、いらんのよね。このプレートをたいらげてアイスコーヒーを飲み干して店を出る頃にはもうパワー全開というわけ。
08 いの田のカウンター
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私が愛してやまない店。串焼きいの田。焼き鳥の店だけど、おつまみも充実していてそのどれもがおいしくて、特にだし巻きととうもろこしの天ぷらが絶品なのだ。古い建物だけれど店主さんが大事に丁寧に守ってきたことがわかる。
09 泊まったホテルのベッドサイド
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壁の色とランプの感じがとてもよかった!
10 大極殿の暖簾
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ここの暖簾は季節ごとに変わるらしい。なんて粋なんだ。京都にくるたびに見なければ。
11 ki 汽のモーニング
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清水五条のレバノン料理。テーブルコーディネートもプレートの色合いも盛り付けも、心身ともに健康になる感じ。
12 阪急電車のシート
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阪急のシートの色って本当にかわいい。特に1枚目の色のワンピースやハンカチがあったら買ってしまう。
13 喫茶マスサンの朝ごはん
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フードファイト会場ではない。友達が頼んだマスカットソーダと、私のオレンジジュースの色の組み合わせがかわいい。
14 先斗町の路地裏水族館
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夜の先斗町をぶらつくのが好き。いつの間にか路地裏にちいさな水族館ができていた。どうやら有志による運営らしい。いいものを見せてもらったお礼に、餌代カンパ箱にささやかな額を入れた。
ちなみに、カバー写真は無鄰菴のお庭。夏の光のもとで青々と輝く緑が美しかった。
毎年「京都」をテーマにした雑誌が山のように出版されるのもわかる気がする。いつ、何度訪れても新しいときめきに出会える町なんだよなあ。
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