見出し画像

お気に入りのものたち

先日ニューオータニに泊まったとき、あまりにベッドシーツと光の具合がよかったので、自分のカバンの中身を並べてインスタグラマーごっこをした。

旅に持って行くものは本当に厳選されたお気に入りたちのみだから、見ているだけで幸せになり、ニヤニヤする。

01 Jo Maloneの香水
02 productのヘアワックス

JoMaloneは通年で「English pear &freesia」、春夏は「woodsage & seasalt」愛用している。強過ぎたりオリエンタルすぎたり「花です!!!バラです!!!!」という圧がなくさりげなく香ってくれるところが好き。安いものじゃないけど、つけると自分のテンションが上がるので買う。

productのワックスはまだ使いはじめて1ヶ月も経っていないけど、すっかり大好きに。ベタベタしなくて、それでいて髪にツヤ感が出る。指先に残ったワックスを肌に塗れるのもいい。ぺとついた指で蛇口を捻るかどうかという、あのささやかな迷いが生活から消えた。

03 モレスキンのノート

学生のときから日記や大切な思い出を書くのに使っている。ふとしたときに書けるよう、大体鞄に入れている。シンプルな黒の表紙と、罫線なしでサラサラと自由にかけるのがお気に入り。写真のN代目モレスキンは、前職の先輩から餞別としていただいたもの。

書いていて、モレスキンのシンプルさは使うひとに自由を与えてくれていると気づく。表紙にステッカーを貼るのも、見開きのページを豪快に使うのも自由。見た目の潔いかっこよさも好きなんだけど、その裏にある美学的なものも好きだ。less is moreを感じる。

04 CLIO パウダー
05 エテュセ フェイスエディションスキンベース
06 celvoke リップ 09,23

CLIOのパウダーとエテュセのベースクリームは、どちらもパーソナルカラー診断を受けた時におすすめしてもらった。

ベースクリームは長年カバー力重視でベージュ強めのものを使っていたけど、厚ぼったく見えるのが悩みだった。顔タイプ的にはトーンが明るいものを軽く塗ってさっぱり仕上げた方が似合うとのアドバイスをいただき、エテュセのこちらを教えてもらった。これが本当にいい!!ベタベタしなくてさっぱり。顔がのっぺり重くもならない。すでに3本リピート中。

クリオのパウダーを下に仕込んでおくとさらにいい感じ。ラメが細かくて肌に艶が出る。まぶたや鼻筋、頬のあたりなどにもつける。昔、絵画教室の先生が「絵が上手な人は化粧もうまい。どこに陰影をつけたらば美しいかを知っているから」と言っていたのを思い出す。

夏は鎖骨にもつけていた。それを見た仲良しの先輩が「デコルテがキラキラしてるのとってもかわいい!どこのパウダー?まねっこしてもいい?」と聞いてくれて嬉しかった。

年を重ねるごとに肌ツヤは失われていく一方。アクセサリーやパウダーに頼るのだ。

celvokeのリップはもう本当に本当に大好き!イエベ秋の味方、celvoke。この世に生まれてくれてありがとう。発色が絶妙なのよね。どの色も欲しくなっちゃう。09は絶対的な味方で、いつ何時も1本持っているお守り的リップ。上品だけど重くない煉瓦色がかわいい。23は夏にぴったりのさわやかなオレンジ。頬やまぶたに塗ってもかわいい。1本使い切ったので、また買うつもり。

07 eteのイヤリング

いままでイヤリングは「金属アレルギーあるし、落とすし」という理由で2000〜3000円のものを使っていたのだけど、ある時天啓のように「もっとシンプルで上質なものがほしい!」と思いeteに足を運んだ。30歳の誕生日間近だったせいもあると思う。

思い切って買ったeteのイヤリングは、嬉しい大誤算。全く落ちないうえに、つけていて耳が痛くも肌が荒れることもない。いいものはいいものたる理由があるのだなあ。

肌馴染みのいいゴールドもお気に入りだし、シンプルだからカジュアルなファッションにも結婚式の二次会ドレスにも合うから、毎日つけている。

🕊

年を重ねるごとに、自分に合うものがどんどん分かってきた気がする。時々冒険もしつつ、お気に入りのものたちとの日々を楽しもうと思う。


余談
モレスキンのステッカーは、知り合って日の浅い女友達とはじめてサシ飲みをした晩にもらった。

彼女のスマホケースに貼られたそれに気づき、恐る恐る「そ、それはあの漫画の…!」というと、彼女は「え?!あなたも知ってるの?!ステッカー30枚セットだったから配るように持ち歩いてんの、あげる!」と小さな巾着からステッカーを1枚くれたのだ。

また別の日に彼女と行ったイタリアンで、スマホケースを見た店員さんが「もしかしてあの漫画の…!」と言っていた。踏み絵か?このnoteをご覧になった方のなかにも、仲間がいるかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?