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10月食べたもの記録

10月になってから、人と食事をする機会が一気に増えた。やっぱり誰かと同じ空間で食事を共にし、会話するって最高だなあ。会議はオンライン化が進んだとしても、食事のオンライン化はなかなか進まないのでは、と思う。

10月に食べたものを振り返る(家で食べたものは除く)。

神保町のベンガル料理屋さん。人生初のベンガル料理。ボルタというめちゃ辛いマッシュ(魚のマッシュ、じゃがいものマッシュなど色々ある)がおいしい!ボルタが辛いからか、ごはんやスープやカレーは素朴でやさしい味。

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ボルタの辛さに舌がやられ、ランチのセットドリンクで頼んでいたウーロン茶をあっという間に飲み干してしまいラッシーを追加注文する。

会計時にラッシーの値段が含まれていなかったのでそう伝えたら、店員さんに「辛かっただろうからサービス」と微笑まれた。そういえば、こういうお店でメニューをきちんと説明されることは少ないが、この店員さんは一つ一つ一生懸命説明してくれた。優しい店員さんとおいしいベンガル料理に出会える店、再訪する。

その足で水道橋の紅茶専門店「セイロン・ドロップ」へ。スリランカ人オーナーが「スリランカのティーハウス」をイメージして作った内装がとにかく素敵。メニューもまるで紅茶図鑑のように充実。お茶についても丁寧に教えてくれる。料理以外撮影NGだったので、気になる方はぜひ足を運んでみてほしい。(ティーポットの文字が「ハンター文字みたい!」とはしゃいでいたら、タミル語とシンハラ語だと教えてもらった)

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前職の同僚と代々木上原のエンボカでランチ。Hanakoの表紙になりそうな内装。生ハム盛り合わせと、ハーフ&ハーフのピザ。生ハムにドライフィグが添えられているの嬉しい〜と2人ではしゃぐ。食の好みが似ている。九条ネギとちりめん山椒のピザが特においしかった。私の転職祝いだと、ご馳走していただいた。

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その後お茶をしようとしたものの代々木上原は意外とカフェが少なく、あっても激込みで、1時間ほどさまよった結果駅前の喫茶店に入る。地元の方に愛されていることがうかがえるお店で、とても落ち着く。思いかけずロータスビスケットが添えられているとうれしいよね。(そしてなんとアフタヌーンティーセットがあった!驚き&ときめき)

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またもや神保町。仲良しの先輩が「早乙女ぐりこさんのnoteによく登場するお店でティラミスがとてもおいしいから行ってみて!」とすすめてくれたカフェ。ティラミス、コーヒーとの相性抜群。マスカルポーネとココアとコーヒーだけではなくて、ラムレーズンらしきものが入っており、大人な風味だ。

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お店の雰囲気も好きだ。読書する人から仲間うちで喧々諤々議論する人まで各々自由に過ごしていて、なんとなく母校近隣の喫茶店を思い出す。カフェで読んでいた小説が感動系だったので、結構しっかり泣いてしまう。

3/4ほど読み終えたところで店を移る。徒歩で飯田橋に移動し、香港チャンキチャチャンテンへ。以前昼間に訪れたときは香港式コーヒーとポーローパオ目当てと思しき若い人たちが列をなしていたのに、夜はすぐに入店できて、しかも私以外に日本人客はいなかった。

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海老ワンタン麺と湯葉の料理を注文し、小説を読破する。この、湯葉できのこやたけのこを包んだ料理、とても好きだ。
香港飲茶が気軽に食べられるお店がもっと増えたらいいのにな。あ、それがミスドの飲茶なのか?

ある日は四谷で仕事関係の人と食事。牡蠣ソース合えソバがシンプルでおいしい。

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この豆花は仲良しのイトコと谷根千~上野界隈をハシゴしたときのもの。黒糖シロップベースでとてもおいしい。トッピングがたくさんの種類の中から選べて楽しい。芋団子大好き!豆花を気軽に食べられるお店ももっと増えてほしいな。

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豆花のあとカフェをはしごする。今日のスイーツがすべて売り切れとのことで、代わりに栗饅頭を出してくれた。コーヒーと合う。満席だったけど、どのお客さんもひそひそと話している。雨の日なんかにぴったりそう。

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(余談だが)イトコも私も地方育ちで畑にわんさと群生するコスモスも、刈っても刈っても毎年ゾンビのように蘇るさまも見てきたために、コスモスはどちらかというと「雑草」という認識だったので、「コスモスって、ちゃんと活けると可憐な花なんだね……」と顔を見合わせた。

ここもイトコと寄った喫茶店。店主のお気に入りと好きなものをぎゅっと詰めたような店。自家製ジンジャーエールがメニューにあると、無思考で頼んでしまう。

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ハシゴの最後は上野の中国料理屋。民家を改築した店で、まるで実家のような安心感。麻婆豆腐やナスの山椒揚げや餃子を食べる。

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こういうお店って、どうしてメニュー写真の1.5倍〜2倍くらいの量が出てくるんだろう。いや、逆よりもずっと親切なんだけど。

イトコがナスの山椒揚げを食べたことがないというので、おいしさを布教できて満足。彼女は昔ナスも山椒も苦手だったそうで、苦手なものをとりあわせてできた料理を美味しくて味わえていることに加齢を感じたそうだ。

イトコとのハシゴでは特によく食べた。年をとるにつれて、仲良しの友人が「食べる量と歩ける距離が似ている人」または「話しているだけで楽しい人」(またはその両方あてはまる人)になってきたことを実感する。

これは別の週末、横浜・平沼橋の「トラットリア・ビコローレ・ヨコハマ」で一人ランチをしたときの写真。平沼橋のあたりってどうしてこんなにイタリアンのレベルが高いの!?ポロネギのポタージュ、柿と生ハムのカプレーゼが特においしかった。

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別の店が予約で満席とのことでフラれ、こちらもダメもとでうかがったのだが、マダムが「お客様ラッキーですね!ちょうど最後のひと席があいていますよ」と語尾に「😊」がつきそうな笑顔で迎えてくれて嬉しくなる。

いつもメニューを見てもあまり悩まない私だが、ここのパスタメニューはどれも魅力的で、10分ほど悩んだ。また行きたい。

こちらは会社の先輩が連れて行ってくれた飯田橋のスペインバル。タラバガニのトーストがとてもおいしい!私がコンビニの商品開発担当だったら間違いなく商品化を目指す。スペイン料理って、パプリカパウダー(?)が景気よくかかっていて、これだけで元気でるよねえ。

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こちらは上司がお祝いに連れて行ってくれたお店。いろいろな味のハマグリがストップというまで出てくる…!サイドメニューもどれもそそられる(ゴーヤとチーズのチヂミとかね)。百合根・里芋・銀杏の素揚げという私の大好き3点盛りセットもあった。迷わず頼んだ。

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海外赴任中の友人が一時帰国。また数年は(コロナに関係なく)帰国が叶わないということで、「なら生魚と温泉だ!」と新潟へ。東京駅で朝ごはんを買うときは、だいたい「つきぢ松露の玉子サンド」だ。BECK'Sコーヒーと玉子サンドの組み合わせをまた楽しめる世界がほぼ戻ってきた幸せをかみしめる。

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新潟で、朝から晩まで魚を食べる。私の大好きな店に友人を連れていったり、海辺の足湯や温泉につかりながらあれこれ話したり、たらふく食べたのに旅館の縁側のようなスペースで地元スーパーで買った総菜とビールをおともに二次会を開く。食べすぎたね~と反省したのに翌朝の朝食バイキングでもがっつり食べた。

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2日目の昼は新幹線車内でえんがわの押し寿司。えんがわ大好きな私にとって、えんがわオンリーのお寿司なんて夢のようだ。押し寿司にしているせいか、ねっとりさを増したえんがわ、とてもおいしかった……。

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近所のスーパーなどに置いてほしいけど、置かないでほしい。こんなものが手軽に買えてしまったら、金欠まっしぐらだ。

友人の貴重な帰国なので早めに東京へ帰り、仲間内で宅飲み。新潟駅でどっさりカップ酒を買った。カップ酒、かわいいデザインのものが多くて飲めなくても見ているだけで楽しい。

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大学の友人と山梨へキャンプにも行った。約3年ぶりの開催。毎年「ほうとう・小作」で食べていたけれど、仲間の一人が「人生、チャレンジも大事だよね」と主張し、今年は「ほうとう・不動」で。

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小作よりもあっさりめの味付けで、最後まで飽きずに食べられる。たしかにチャレンジは大事だ。

キャンプ2日目。「アウトドア組」と「温泉&グルメ組」に分かれ、私は迷わず後者に。友人の「静岡近いし、さわやか行く?」という天才的な提案で思いがけず人生初・さわやか。

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メニューも内装も「さわやかの世界観」の作りこみに恐れ入る。遊園地に来たかのようにわくわくする。
この価格で牛肉100%のハンバーグを提供できるの、企業努力のたまものだろうなあ。評判通り、ジューシーで本当においしい。

さわやか、東京進出せずに静岡にあるからいいんだろうな。もしも東京に店舗があったら、静岡近辺に行っても「まあ東京にもあるし…」と寄らず、そして東京でも私は特段ハンバーグ好きというわけではないので「いつか行きたい店リスト(しかし結局行かない)」にずっと入っている気がする。

🍴

10月、たくさん食べたなあ~~振り返ると先輩方にたくさんごちそうになっている。ありがとうございます。私も後輩にスマートにごちそうできる人間でいよう。そしてこうして人とリアルで食事ができるの、本当に嬉しいな!

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