ホテリ・アアルトのときめきポイント10
憧れのホテル、福島は裏磐梯のホテリ・アアルトに行ってきた。
とっても素晴らしかった…。「自分の理想の家と暮らしがここにある」という感じで、格式高いホテルとはまた違う魅力がある宿だった。
都内から新幹線でサクっといけるのもいい。私が富豪だったら1週間くらいここに滞在したいなあ〜と思うくらいどんぴしゃの宿。
基本的に温泉に入り本を読んでご飯を食べるしかしていないので(サイコー)、旅行記ではなくときめきポイントを紹介しようと思う。
1 部屋の窓辺
ベッドルームに大きな窓があるの、めちゃめちゃいい。朝日と共に起きて、ベッドでダラダラ本を読んでいてもyoutubeを見ていても陽の光を浴びているからか健康的なカンジがする。
2 ルームキー
これ!可愛すぎない…?確かにこの世界観のホテルだったら電子カードキーはミスマッチだけど、無思考でカードキーを導入しちゃいそうだよ〜担当者のひとは天才。
3 208号室のこの場所
ホテリ・アアルトは部屋ごとにインテリアが違う。208号室は水色のこのチェアーが特徴的なお部屋。正面から見るのも良いけど、横からのこの眺めがとても好きだった。
4 廊下のアメちゃん
ホテル内のいたるところにハイセンスな椅子や絵が飾ってあるんだけど、椅子の横においてあるアメちゃんがサクマのいちごみるくとパインアメなの、いい感じに気が抜ける。このバランス感覚の妙よ…。
5 ロビー
ロビーにはゆったりとしたソファと本棚があって、そこでのんびり本を読むことができた。コーヒーマシンがあるだけでなく、なんと15時から夜まではオールインクルーシブでワインやドリンクを飲み放題…。貴族なの?
置いてある本も素敵で、普段読んでいるような数字!売上!みたいな本は一切なくて、甲斐みのりさんの随筆集や花の写真集など大変穏やかなものばかり。本は部屋にも持っていける。
6 夜食
部屋の扉に謎の小箱があって、希望すればそこに夜食を入れておいてくれる。人類の夢?
夕食がコース料理でしかも食べ終えたのが20時半ごろだったので、おにぎりだったら食べられるかなあと心配していたけど杞憂だった。あまじょっぱいお稲荷さんとお漬物。ごはんには炒りごまと菜葉らしきものが入っていて、部屋にあった生姜茶とともにぺろっと食べてしまった。
漫画「三月のライオン」であかりおねいちゃんが出してくれる甘やかしうどんなどの夜食にずっと憧れていたんだけど、それが叶ったカンジ。
7 朝食バイキングのディスプレイ
メニューだけではなくて、ディスプレイの可愛さにもときめいた。ドリンクコーナーのコーヒーやほうじ茶のポット、
お豆腐にのせる薬味も小さな土鍋に入っていて可愛かった。部屋数が少なくて、宿泊者の年代も高めのホテルだからできることだよな〜
8 ホテルの外の沼
ホテルからサンダルで沼に行ける。沼と聞くと黒々としてあまり綺麗でないイメージがあったんだけど、ここのは透き通っていて水面に緑がうつっていて美しかった。
9 朝食バイキングのサラダプレート
朝食はバイキングなんだけど、サラダだけはプレートにして持ってきてくれる。この美しいビビッドな色合いよ〜目で見るだけで健康になった気がする。手前の黄色いのは、ドレッシングではなくスクランブルエッグ。手作りケチャップがべらぼうに美味しい。
(ちなみにプレートのハムは、出汁茶漬けにしていただきました。自分の才能がこわい…朝食バイキングコーナーに出汁茶漬け用の出汁を置いてくれているアアルトさんも天才…)
10 リラックスできる場所をつくるスタッフさんたち
ホテリ・アアルトは「理想の家での休息」を提供しているのかもしれないなあと思った。スタッフさんも畏まりすぎていなくて、ほどよい距離感で接してくれる。非日常ではあるんだけど、非日常ではなくて、肩肘はったりせずに自然体でいられるというか。
挨拶がいつも「ごゆっくりお休みください」だったり、朝食バイキングは決まった時間帯なら気分で好きな時間に行けたり、11時チェックアウトだったりと、理想の家でゆったりのんびり休息する感じ。
リラックスできて、でも決してフランクやカジュアルになるわけではない。そんな絶妙な加減の雰囲気をつくっているスタッフさんたち、本当にすごい。
あー、富豪になってここに1週間くらい滞在したいなあ〜!
(目玉のひとつ、温泉もとても良かった。ぬるめでずっと入っていられる。健康な汗をたくさんかいた。)
おまけ(福島の美味しいものたち)
「べこの乳」という地元メーカーのヨーグルト「会津の雪」と、自家製梅のコンフィチュール、フレンチトースト。ここに写っているものぜんぶおいしい。
ディナーのオマール海老となめこソース。オマール海老、旨みが濃くていたるところでチヤホヤされる理由がわかった。なめこのソースもとっても美味しい!こんなになめこのポテンシャルを発揮する、味噌汁以外の用途があったとは…
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