憂鬱な日曜日

今日は朝から雨が降っていて、外で警報が鳴っていた。雨はそんなに激しいとも思えなかったけど、気が付いたら高齢者の人などの避難が発令されていた。一昨年の大雨を思い出して、私も焦って避難する準備を始めた。

5年前に1階の部屋に引っ越して、一昨年はあまりの大雨に怖くなって初めて避難所へ行った。避難一番ノリだった。それから、川沿いに住んでいるという家族と、やはり1階に住んでいるという青年などが避難してきた。私はかなりのビビりだけど、1階に住んでるとやっぱり男性でも怖いんだな。避難所は、普段はお年寄りの集会で使われてる広い畳の部屋で、私たちはそれぞれ持ち寄ったお菓子などを分け合ってゴロゴロしたり、ぼんやりテレビを見たりしていた。雨が窓ガラスを叩く音が段々と激しくなった時には、みんな怯えたりしながらも、夜の10時くらいには雨も少し弱まってきて、一組のご夫婦が家に帰ると言い出したのを皮切りに、小さな子のいるご家族以外は、結局みんな大雨の中自宅へ帰った。帰った時は、やけにほっとした。

今日はそんなに雨が降ってるとも思えなかったので、傘をさして近くの川の様子を見にいくと、水位もほとんど普段通りだったので、とりあえず夕方くらいまでは安全かな、と思い、夜になってから雨が激しくなったら嫌だなと思って激しく憂鬱になった。結局午後3時には警報なども解除された。

雨の心配はなくなったけど、明日はワクチンを打つ日。打たなくてもいいけど、周囲は皆接種していて打たないリスクの方が高いと言われる。私は注射が嫌いなうえに接種リスクも怖い。でも母親も摂取したし、離れて暮らしている母親は、東京に住んでいる私の感染リスクを心配している。確かにそれも怖い。あああああ何てビビりな性格なんだろう。

今日は好きなラジオ番組を聴いても好みでない音楽ばかり流れてくる。

憂鬱だ。激しく憂鬱。そんな日曜日。