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次世代機用アケコン第一号? HORIの新シリーズFighting Stick α

ながらく存在だけは確認されていた?アケコンがようやく発売

ノアール配置で開閉式。この2要素に惹かれるなら買い

PS5やXbox SX向けの周辺機器として、先ごろHORIから新たなアケコンが発表された。両機種とも前世代機のアクセサリーが使用可能とアナウンスされており、しばらくは次世代機用アケコンも出ないものかと思っていただけに意外な展開だ。

ファイティングスティックと冠されているのでエントリーモデルに位置づけされるはずだが、これまでの同シリーズとは一線を画す作りになっていて、ざっとまとめると以下のような特徴がある。

・ノアール配置
・開閉式
・天板デザイン変更が容易
・キーロックモード搭載(いわゆるトーナメントモード)
・オーディオコントロール可能(音量、ミキサー、マイク入力感度をアケコン側で制御可能)
・プロファイル保存機能(キーアサイン。4つのプロファイルを保存可能)

とくに注目なのは開閉機構だろう。HORIでもなかなかやっていなかったもので、過去ではPremium VLXくらい。どのくらい手軽に開けられるのか、本体ならびにヒンジの耐久度はどうなのかは不明なものの、メンテナンスが格段にしやすくなることは間違いないので歓迎である。

レバーとボタンはHORIオリジナル。気に入らなければ交換してしまえばいいので、これは気にする要素でもないだろう(開閉式でアクセスしやすいし)。

気になるのは価格だが……先行して発表されているXbox SX(S)向けのものは以下によると19,800円。PS5向けもおそらく同価格帯だろう。

……うーん、どうだろうか。個人的には正直言って高い。アケコンの相場的にはおかしな価格ではないし、機能的にも良さそうであるが、リアルアーケードではなく、ファイティングスティックでこれはちょっと躊躇してしまう。しばらくはHORIの動きを横目に様子見となりそうだ。

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