同人ハードはいいものだ：これは買い！「ミニ筐体コンパネ用アクリルシート」
青いフードの付いたS社の19インチビデオゲーム筐体用アクリルパネル。
駄菓子屋や玩具屋の軒先にあったあの筐体用のアクリルシートが堂々登場
業務用ネオジオの筐体はいろいろな種類があるのだが、19インチのモニタが搭載されたコンパクトサイズのSC-19は今でも人気が高く、高値で取引されている（同じくカプコンのミニキュートも需要が高いが、これは日本の住環境によるところが大きい）。当時は駄菓子屋や玩具屋の軒先に当たり前のように置いてあったし、ネオジオminiの外観にもなっているので、見たことがある人も多いのではなかろうか（写真はヤフオクから拝借）。
今回紹介したい同人ハード（？）は、そのSC-19のコントロールパネル（コンパネ）用アクリルシートである。コンパネそのものではなく、コンパネの上に設置するシート。なんとも細いところをついてきたが、これほど刺さる人には刺さるアイテムもなく、同人ハード界の奥深さを感じさせる逸品だ。
SC-19は現在中古でしか出回っていないうえに、もともとの状態がよくない個体が多い。これは屋外で使用されていたり、子どもたちが好き勝手に扱ったりしていたことによるダメージの積み重ねなわけだが、生産が終了しているものなのでメーカー純正の保守パーツは当然なく（しかも旧SNKは倒産しているし）、壊れてしまったら終わり。とはいえゲーム筐体は遊ぶものであって、状態が悪くなるのを恐れてプレイを控えるというのも寂しいものだ。
そんな状況を打破できるアイテムの一つがこのアクリルシートというわけである。アクリルシートをコンパネの上に置くことでダメージを抑えられ、コンパネへのダメージを軽減可能。そのうえ、シートの下に印刷した紙を用意することで任意のデザインにもできるスグレモノというわけだ。
SC-19を所有している人にとってはマストバイであるし、これから購入を考えている人も確保しておくことをオススメしたい。
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