見出し画像

ヤフオクで買ってメルカリで売るのを見ると……

情強が情弱を食い物にする世界。

あれ、これ俺が売ったやつじゃねえか?

先日、とあるアイテム(既製品に手を加えたカスタム品)を超PayPay祭り時にヤフオクで売却した。思いの外価格があがってそれはよかったのだが、返す刀でその商品がメルカリに出品されていて非常に面白かったのでこれを紹介したい。文字文字しいので興味がない人は回れ右でOK。

まず、私がヤフオクに出品した商品の落札額は15,000円。そして、メルカリに同品がそのまま出品され、その価格は22,000円となっていた。まだ、メルカリでは売れていないが、仮に今の価格で売ることを考えると、落札者は7,000円の利ざやを狙ったことになる。とはいえでメルカリの場合は出品手数料が10%。さらに送料込みとしていたので、サイズを考えると1,100円かかり、もろもろ差し引くと手元に入る額は18,700円だ。落札者がヤフオクで支払った額はわからないが、仮に超PayPay祭のクーポンを使っていたら最大2,000円引きとなったので1,3000円が最低価格。18,700円-13,000円=5,700円の儲けならまあまあといったところだろうか? 正直、22,000円の価値はない商品で、明らかに商品バリューがわかっていない。それでもメルカリでは買ってしまう人がいるのでこれが成立してしまう。情強(でもないが)が情弱を駆逐する世界。

画像1

まあ、唯一の救いはメルカリ出品時に商品在庫を持たずにやったパターンではなかったことだろう。メルカリで高額出品し、それが仮に売れたらヤフオクで利ざやがでる額の落札を行うという手法で今回の転売をやっていたら始末に負えない。そこまでの大悪人ではないということだろう。

とはいえで……実は自分自身が先の出品物で利益を5,000円ほどあげている。件の出品物は私がジャンク品をレストアし、さらに付加価値をつけて売ったものだったのだ。所有欲はないので、レストアして使えるようにして売るという行為そのものを楽しんでいるわけだけども、浅い商品知識しか持たずに既製品を探して情弱を騙して何が面白いのか……創意工夫で売れるようにしたほうが建設的と思うのだけど、どうなんだろうか。

いただいたサポートはnote上における活動の源泉とし、記事の形で還元いたします。