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Renaママのイタリアコレクション(中編)

私はドキドキしながらイタリア🇮🇹トリノ空港に到着しました。

「本当に彼女は迎えに来ているよね?」

Instagramとメールでのやり取りだけで進めたコレクション企画だったので、彼女に会うまでは内心不安でした。

前回までのお話は👇から読んでください。

トリノ空港で待つこと30分…。

小走りで私に抱きついてきた彼女がEKYでした。

「良かった会えた!」

安心した私の表情を見たEKYは、私に新聞を渡してきたのです。

「えっ?新聞?」

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その新聞には、私達のコレクションの事が書いてあったのです。

「凄い!私達のコレクションが新聞に載るなんて。」

素晴らしいサプライズに胸が躍っていました。

「イタリアに来て良かった!」

ゆっくりする時間が無い私達は、コレクション会場になるアクイ・テルメにあるアトリエに向かったのです。

コレクション2日前でした。

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トリノの南東約100kmに位置するアクイ・テルメ。 アクイ=アクア(水)と言うだけあって、水との縁は切っても切れないこの街は、かつてギリシャの入植者たちが、この地に湧き出る豊かな温泉に魅了され街を作ったという伝説もある程。古代ローマの博物学者で政治家でもあった大プリニウスも、大のお気に入りだったと言われている。現在でも当時の遺跡やローマ時代の水道橋跡、温泉施設(見学可)が残されている。

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私達が1年間無料で借りたアトリエは、暖炉がある素敵な建物でテディベァーハウスと呼ばれるアパートでした。

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部屋の出窓から見る石畳の道も全てがステキで、イタリアに来れたチャンスに感謝していました。

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アトリエ到着後は5人のクリエイターさんの協力で、素晴らしいコレクション会場が完成したのです。

準備を手伝ってくれた人達との時間は素晴らしいもので、イタリア語&英語&日本語の混じり合った言葉で、日本文化やイタリア文化について語り合いました。

「忍者はいるの?日本人は着物を着て生活しているの?日本人は礼儀正しいのはなぜ?」

彼らとのコミニュケーションは言葉の壁よりも、笑顔とジェスチャーがあれば何の問題も無く、常に笑いと笑顔が溢れていました。

最も大切なのは「交流したい」と思う気持ち

コミュニケーションで最も大切なことは「相手と関わりたい」と思う気持ちです。それに加えて相手が外国人の場合には、共通言語が使えるように語学の勉強は大切ですが、言語は手段であって目的ではないのです。だから間違えても気にせずに笑顔とジェスチャーでコミニュケーションをとりましょう!
また、日本人の「言わなくてもわかるでしょ」というコミュニケーション手法は通じません。そのため、情報の行違いといったトラブルを避けるために、はっきりと自分の気持ちを自己主張する必要があります。

言語ももちろん大切ですが、外国人と接する際は、異なった文化的背景を持つという前提を忘れないようにしましょう。

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私の作品を気に入ってくれたアクセサリーデザイナーMは、コレクション用にドレスに合うアクセサリーを何点が提供してくれました。

彼女の素晴らしい作品は、私のドレスをより華やかにし、素晴らしいコラボレーションができました。

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そして、いよいよコレクション当日!

夕方6時からのコレクション前に、イタリアのファッションブロガーやインスタグラマー達が会場を訪れ、賑やかな撮影会がおこなわれました。

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私が用意した着物ローブは大人気で、コレクション前に売約済みになりました。

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コレクションの前にInstagram用や雑誌用の写真撮影などがあり、慌ただしいスケジュールに必死でしたが、イタリア人🇮🇹の陽気な性格とオシャレなセンスに圧倒されていました。

「イタリア最高!」

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そして私達の「OUR COLLECTION」🇮🇹🇯🇵がスタートしたのです。

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レンタルリムジン社のオーナーさんが、コレクションの為に白とピンク2台のリムジンを用意してくれたので、私達は宣伝も兼ね町中をミニパレードしました。

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コレクション会場は、有名なバイオリニストの素晴らしい演技とワインの香りで、いつの間にか100人以上の人が集まりまっていました。

若手シンガーの方の歌やダンスなどもあり、皆んながワインを片手に賑やかなコレクションは4時間の間に150人の方が来場してくれたのです。

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いろんなデザイナーの方やオーナーさんの協力で、初イタリアコレクション🇮🇹は大成功でした。

こんなに盛大なコレクションを想像していなかった私は、全てに圧倒され胸が熱くなっていました。

「皆んな!ありがとう。」

大勢の方々とのハグ&頬キスで、いつの間にか自分がイタリア人になった気分でした。

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イタリア到着から慌ただしい準備、そしてコレクション開催と夢の様な時間を体験した私は、イタリアでのビジネスに手応えを感じていました。

初めは少し不安を感じていましたが、笑顔と積極的なコミニュケーションにより、皆んなとの壁がなくなっていたのです。

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私達のコレクションは夜6時にスタートし10時までの4時間開催で終わりました。

コレクション後はアトリエ側のレストランにて明け方までパーティが続き全てが夢の様な時間でした。

InstagramでEKYと出会い、そして素晴らしいコレクションの開催。

私はイタリアでのビジネスを確立していったのです。

全ては自分の直感と前向きにチャレンジするワクワク精神が重要だったと思います。

そして自分の作品が日本から世界に挑戦できると確信していたからです。

夢から現実になる物語は、ここからスタートしていきました。

全ては諦めない前向きな気持ちと行動力!

そして自分が1番笑顔で楽しんでいること。

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Renaママ





いつも、にこまる😊noteを読んでいただき、ありがとうございます。皆さんのスキとフォローが嬉しくて💗ニコニコだよ。これからも、にこまるの笑顔を皆様に届けられるように。Renaママ&にこまる