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桃鉄とナンバー2

「社長の右腕」「会社のナンバー2」「参謀」…
社長など組織のトップを側で(陰ながら)
支える人物を表す言葉です。

よく知らないけど諸葛孔明とかカッコいいって
密かに思い、淡い憧れを抱いておりました。

この度、経営コンサルタントを志す中で
「社長の右腕コンサルタント」みたいなものも
よく目にするように

なんだい、そりゃ!カッコええのう!

そんなこんなで自身のコンサルタント像を
「社長の右腕」的な姿に重ね合わせて
そんな風になりたいなと考えるようになりました。

が、

最近拝聴しております以下のPodcast

まだ聞き始めたばかりですが、
その中で「No.2に向く人、向かない人」の話がありました。

向く人のマインドとして
いかに「自己犠牲」でトップを支えられるかが大事とのこと。

そこで面白い例をお話しされていました。

No.2は「桃鉄」で勝たない

桃鉄です。
KONAMIさんが発売する
大人気ゲームシリーズ「桃太郎電鉄」

楽しいゲームですが、
基本的には相手を蹴落としてでも
目的地に到達するのがこのゲームの本質。
中には人間関係を壊しかねない
あくどいアイテムも存在します。

そんなゲームにおいて場の空気を大切にするNo.2は
人間性が疑われるような悪アイテムをあえて使わず
せっかく仲間で集まっているワイワイ楽しい場を
いかに円滑に回すかを考えるとのこと。

No.2はそっちが重要だから
非道なアイテムを使ってまで
「自分が勝つ」優先順位は低い。

「あれ?俺、全力で勝とうとしてなかった!?」

思えば家族とゲームをしてても
小学生の子供相手にも勝とうとしていた自分を思い出しました。

これってNo.2に向かない人なのでは?

この話を聞いて、この夏に3歳離れた兄と我々家族で行った
旅行のことを思い出しました。

夜になるとトランプ(セブンブリッジ)をするのが我が家の慣例
私や私の母は、小学生の我が息子がいようとも頑張って勝ちに行きます。

一方兄は、終わってみれば0勝。
それでもニコニコ笑って楽しそう。

思えば兄は昔から、
こうしたゲームで「勝つ」ことへの優先順位が低かった。
そして自分が表に出る事よりも
いかに一緒にいる人が楽しくなるかを考える人でした。

思いがけず身近にいたNo.2像

経営コンサルタントはあくまで裏方で
主役は社長や企業なんだということを改めて考え
行動を見直したいと思ったのでした。

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