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あなたが使っているブラウザでこんなことがわかる!?(Firefox、Chrome、Safari、Edge)

従業員の生産性や離職率に関するお話です。

結論から言うと、
普段使っているブラウザによって、「離職率」や「欠勤率」に大きな差が見られるそうです!

どういうことでしょうか?
理由は後述しますね!


調査の内容

2010年、労働経済学者のマイケル・ハウスマンはコールセンターの従業員に関する研究を開始しました。
従業員の生産性や離職率の違いを分ける要因が何であるか探るため。

過去の転職回数、性格診断の結果、個人的な特性(個性)…
さまざまな要素を検証してもなかなか良好な結果が得られません。

そんなときにふと思いついたのが、採用時(オンライン査定時)に応募者が利用したブラウザ(FirefoxやChrome、Safari、IE)。

結果を見ると
Firefox、Chromeを使っている者は、Safari、IEを使ってる者よりも

  1. 勤続期間が15%長い

  2. 欠勤日数が19%少ない

  3. 生産性も高い

  4. 売上の業績も高い!

  5. 顧客満足度も高い!!

と言うことがわかったそうです。
つまり、FirefoxとChromeユーザーはSafari、IEユーザーよりも離職率・欠勤率が低く、売上や生産性などの業務成績が高いとのこと。

これは一体どういうことでしょうか?

理由を解説!

ポイントは、IE(今はEdge)やSafariは、初めからPCにインストールされているブラウザだということ。
MacならSafari、WindowsならIE。
電源さえ入れればすぐに使えるものですね。

一方FirefoxやChromeは、どのブラウザがいいか自分で探した結果、選択する必要があり、わざわざダウロードしてインストールしないと使えない。

要はブラウザそのものではなく、それを選択した心理傾向が、こうした調査結果を生んだのだとか。

世界は変えられるという意識

このブラウザ選択の心理傾向は
「目の前の世界をあるがままに受け入れる人」
「世界は変えられると考え常に何かもっといい方法はないかと模索する人」
と言い換えることができるかもしれません。

顧客への柔軟な対応が求められるコールセンター業務において、
前者はもしかしたらマニュアル通りにすることに終始してしまうのでは?

一方後者は、その都度直面する問題に対してマニュアルの枠を超えて解決策を探求することも厭わない。

そんな差が、離職率や欠勤率、ひいては業績や顧客満足度の差に繋がったのではないでしょうか?

後者は「精神的にしなやかな人」「フットワークが軽い人」「特定の枠組みから抜け出せる人」「第三者のマインドセットを持っている人」とも言える。
こうした人は現状に甘んじることなく、柔軟に問題解決していく力がある!のだとか。

さてさて、読者のあなたはどんなブラウザを選択していますか?

※本記事の出典は上記書籍


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