足の攣り(つり)について

筋肉が攣る(つる)のは、病気だとマッカードル病といった遺伝の病気でなることが多いですが、子供のうちにすでに発見されることが多いです。

遺伝性の疾患で、日本では20名くらいしかいません。
筋力低下や血尿などの症状があるそうです。
子供の時に発症したり、無症状だったり、老年期で筋力の低下でわかったりします。あとは、親族に同じような症状がいる場合があります。

病気でない運動中の筋肉のつりのほとんどの原因は、
どうも神経が過剰に活性化されているためである可能性が高いとされています。

水分不足や電解質(塩分など)の不足だからそれを補ったらよいと言われていることもありますが、
実際には改善しないようです。

実はメカニズムもあまり詳しくわかっていない部分が多く、予防法もほとんどわかっていないんです。

その中でも、2つほど紹介します。

攣りやすい筋肉が予めわかっていたら、静的ストレッチ(ゆっくり伸ばすストレッチ)で軽減する効果があります。

また、意外ですが、生姜や唐辛子といったスパイスを運動前に摂取すると、神経の過剰反応を抑えることができ、頻度が少なくなったり、持続時間が短くなることがわかっています。