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直感的に理解する誘導電動機の動作原理

特定の過去問ではなく、機械の同期機および誘導機の発電原理について「理解したつもり→やっぱり混乱」を繰り返してしまっており、きちんと理解してしまいたく質問させて頂きました。

同期機(回転界磁だとして)は水車やタービンで軸(回転子)を回転させて固定子に埋め込まれた電機子導体を切るといったように直流機やフレミング右手の考えですんなりイメージできています。※固定子は静止

一方、誘導機についてうまく同期機と比較できず、固定子側も界磁によって物理的には静止しているものの磁界は回転しており、回転子も回転しているのか、その差が滑りなのか、だとすればいつ磁束を切っているのか、等混乱してしまいます。
先生に両機の相違点をまとめて下さい、といった失礼なつもりは全くないのですが特に誘導機で実際のイメージがつきづらくよろしくお願いいたします。
ご質問

ということで、今回は誘導電動機の動作原理を直感的に理解する解説を試みたいと思います。

今回は、電験王の解説はありません。基本的にこの質問対応は過去問に対するものに限定させていただいておりますが、今回は特別編です。

まず、誘導電動機の動作原理を理解するには、アラゴの円板を理解するのが近道だと思います。
アラゴの円板は、銅やアルミでできた円板の中心を軸に取って自由に回転できるような状態にし、円板を磁石で挟んで磁石を円周に沿って移動させると、円板が磁石に引っ張られるように動き出すというものです。

アラゴの円板

なぜ円板は磁石に引っ張られるのでしょうか?このとき円板で何が起こっているかを考えてみましょう。

円盤を上から見る

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