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単独運転検出装置の新型能動的方式による電圧フリッカのメカニズム

電験とは直接関係ないのですが質問します。
先日、宮城県仙台市で電灯が点滅する事象が起きました。原因は電柱の開閉器の不具合だったようです。
これを見て電圧フリッカを思い出しました。
数年前のネット新聞の記事で、太陽光発電のPCSが発信する無効電力が原因で、電圧フリッカが起こるというものでした。

①PCSが配電線やパネルのトラブルを検知するために微弱な電力(無効電力)を発信する理由
②その無効電力によって、電圧フリッカが起こる理由
以上、2点についてお答えいただければありがたいです。
よろしくお願いいたします。

ご質問

ということで、今回は電圧フリッカと再生可能エネルギーの関係について解説します。
実はこの問題は電験でもとても大切なテーマの一つとなっておりますので、ぜひ理解を深めていきましょう。
そもそも、系統の電圧はどういう理由で変動するでしょうか?

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