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式の見方

令和5年度 電験2種 理論問 2設問(2)

ハッチングした領域の磁束の増減を考えれば良いので, 𝐵 を用いて d𝛷(𝑙) = (2) 𝑏d𝑙 と表せる。

解説:
鎖交磁束の変化は,図 2 における 2 つのハッチングした領域を通過する磁束の差である。
通過する磁束が増える部分の磁束密度が𝐵(𝑙 + 𝑎) ,通過する磁束が減る部分の磁束密度が𝐵(𝑙) である。

質問:
磁束密度B(𝑟) = 𝜇0𝐻(𝑟)= 𝜇0𝐼 /2πrですが、磁束密度B(r)に距離(l+a)を掛けて何故磁束が増える部分の磁束密度になるのでしょうか? 又、同様に磁束密度B(r)に距離lをかけて通過する磁束が減る部分の磁束密度になるのでしょうか?

お手数ですが、宜しくご教示お願いいたします。

ご質問

というわけで今回は、式の捉え方について解説します。
対応する電験王の解説ページはこちらです。

今回のご質問についてですが、式の見方の部分でつまづかれていらっしゃると拝察しました。どういうことか、説明します。

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