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「世間のあるべき論」にとらわれて生きているなぁと痛感しました≪読書感想文≫

こんにちは。地方公務員をしています、にこです。


先日、社会派ブロガー・ちきりんさんの本『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』を読みました。

「仕事やお金や人生設計に関して、もっと自由に発想し、もっと合理的に判断できれば、今という時間を楽しむことを、もっと優先する生き方ができるはず……そう考えてこの本を書きました」(「文庫化に寄せて」より)
世の中が大きく変化していく中で、どう考え、どう生きていけばいいのか。「世の中」「お金」「働き方」についての具体的で実践的な考え方が満載。

文庫本紹介文より抜粋


ちきりんさんのTwitterやブログは見ていて、自分なりに、生き方を考えていたつもりでした。


ですがこちらの本にはちきりんさんの考え方が凝縮されていて、まだまだわたしは「世間のあるべき論」にとらわれて生きているなぁ、と痛感しました。


具体的には以下の内容にグサグサきて、考え方を改めました。

●目標は低く持ちましょう!
●人生は早めに諦めよう!
→「スーパー公務員」と言われる方々のように頑張らないといけないのかなぁと思っていたのですが、そこまでの体力・精神力はないので、日々の業務を8時間で着実に行い、目の前にいる方々をより良い方向に導けるだけで十分素晴らしいのではと考えました。

●退屈な時間を楽しもう
なぜ休日が「充実」している必要があるのでしょう? 休日は「休む日」なんだから、1日ゴロゴロしていて疲れがとれたらそれで十分です。
→グースカ昼まで寝てしまった時は自己嫌悪になっていたのですが、「身体が欲していたんだ」と切り替えようと思いました。

●「成長したい!」だけではダメ
「成長して○○ができるようになりたい」という具体的な目標があって初めて、成長することは意味を持つのです。/ 大事なことはインプットではなく、「アウトプットにつながるインプット」
→あれもこれもインプットするのではなく、将来どうなりたいかを具体的にイメージした上で、それを達成するためのインプットであるべきなんだなと、考え方を改めました。



ただ、「おわりに」で語られている人生についての考え方が、わたしにはまだ理解できていなくて、引き続き思考が必要だなと思いました。


「精神の自由」を手に入れる体験をした人生が良い人生、という風にちきりんさんは考えているのかなぁと思っているのですが、わたしの考える良い人生とはちょっと違うなぁと思ったためです。


わたしの考える「良い人生」とは「楽しかったと言える人生」で、何に楽しさを覚えるかというと、「旅人と表現者」になれたり、「地元の活性化に貢献」できると、楽しさを覚えると考えています。


なので、「良い人生」の捉え方って人それぞれ違うんだなぁと再認識できた意味でも、こちらの本を読んでよかったなぁと思いました!オススメです(^^)/




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