共感できない、という不幸

たまにしか会わないのに、会うと何故だか疲れる人っていませんか??良い人で、気も合うはずなのに、一緒にいるのはしんどい。

私の捉え方、感じ方がいけないんじゃないか?って悶々としたりしてませんか?

ちゃんとした理由があるんです。

もしかすると、相手がポジティブすぎる、言い方を変えると、相手が共感しながら話を聞いてくれていない、そう思うからではないですか?

一見、話を聞いてくれている感じがします。でも、相手の関心事は、あなたの話をあなたの目線に立って共感的に聞くことではなくて、何かにつけてジャッジしてきたり、アドバイスしたい、ということなんです。

悪気はないです。本人に。

私たちは、ちょっとしたことに落ち込んだり、ショックを受けて立ち直るのに時間がかかることもあります。


思い出してみれば、誰にでも一度は、あの時、あの人がずっとそばにいてくれたから、私は頑張れた、そう思える体験があると思います。

そう、それが共感的な関わり方で、相手を幸せにすることができます。この共感的な態度が無い状態で、アドバイスをされても、なかなか人は心が動きません。

ネガティブに感じやすい人ほど、人に共感するスキルが高いのです!だから、人のことを羨ましく思ったり、自分の粗ばかりが見えて落ち込みやすくても、その体験が、実は共感する力を高めてくれていたりします。


物事には、光と陰があります。どんなことにも。光の中にいると、闇には気付きにくいかもしれません。ポジティブすぎる人は、人を傷つけているかもしれない、と考えることができません。

闇の中からは、光がより明るく見えたりします。闇の中を通り抜けて、光の差す場所へ一歩歩いてみませんか?あなたの体験を、共感力を必要としている人はたくさんいます。闇を知っているからこそ、強い光になることができます。みんなの希望の光になることができます。

私は、そう信じています。あなたの周りが、共感的な人で溢れますように。


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