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お金の教育記録-1週目

いよいよ本格的にお金の教育制度を開始しました。

まずは真面目に意図を伝える

本格開始するにあたって、ちゃんと子どもたちに話をしよう!と思っていました。
稼ぐこと使うこと管理すること、それぞれに大事です。ですがお母さん(私)はもっと広い目で考えているんだってことを伝えたかったんです。
お金との正しい付き合い方を体験を通してトータルで学んで欲しいってことですね。

何度も登場しているこちらの本にも、「親が真剣に話せば子どもにも伝わる!」と書いてありました。

よしよし、真剣に。真剣にいくぞ!

娘、全然聞いてねぇ

子ども2人が暇そうな時間を狙って、きちんと座らせて話しました。

お母さんがなぜお給料の仕組みを始めたのか
あなた達を働かせて楽したいわけじゃない
お仕事をするとはどういうことか知ってほしい
お金を稼ぐ以外の楽しさも知ってほしい
将来スマホゲームで課金して破産してほしくない(極端)

こんなことをまあまあわかりやすく話したんです。

小4息子はふむふむと真剣に聞いてくれました。
子どもがゲーム課金何十万!というニュースを見たり、
「なぜ僕らは働くのか」という本を最近読んだこともあって割と興味を持ったようです

対して娘6歳。

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まったく興味なしです。
「わかんないー」「むずかしいー」「○ちゃんお絵描きしたいー」

この話に合わせて、家の仕事を一覧にして子どもたちに選ばせるイベントも考えていたんです。
じゃんけんで勝ったら好きな仕事が選べるというゲーム性もいれて!

しかしその一覧ノートにお絵かきをし始める始末。。。

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これはひどい。。。息子がいなかったら心折れていたでしょう。

ルールはシンプルに

ともかく(息子には)想いが伝わったので、ルールはシンプルに

・自分で決めた仕事を3-5個やる
・基本決めた仕事は毎日やる、最低でも週に3回
・仕事の状況によってはボーナスや値上げ下げもあり。交渉OK 

先程の仕事一覧からじゃんけんして決めます。
ちなみに黒塗りしてあるところは息子だけ選択可能な項目です。買い物とか。

じゃんけんで決めるのは盛り上がりました。楽しむこと大事。

息子
・ご飯炊く(20)
・クイックル(30)
・水やり(20)
・配膳(10)
・トイレ掃除(50)週末のみ


・洗濯たたみ(50)
・洗濯もの取り込み(10)
・ほこりとり(10)
・味噌汁作り(20〜50)

こんな感じです。カッコ内は報酬額。
味噌汁作りに幅があるのは母が手伝ったら20円、手伝い無しで自分で全部やったら50円です。

気持ちはゆるめで

最初の週は助走みたいなもの。親がなんとかやらせようとするとこの仕組自体を嫌がる可能性もあるので、ゆるくスタートしようと思っていました。
私自身、今の子どもたちの生活にどの程度仕事を入れ込めるのか読めてなかったこともあります。こどもは遊ぶのに忙しい。

結果は想定以上に想定外

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こちらが初週の結果です。汚すぎて見づらくてすみません…でもこれがリアル!

ポイントをあげますね。

毎日3つなんて全然できない

まずこれです。娘がちゃんとやったのは洗濯たたみだけ!息子も水やりくらい。
普段やっていなかったクイックルかけや配膳は、せっせと声掛けしてやっとこさ数回やりました。。。。
帰宅してすぐ友だちと遊んで、帰ってきて30分ゲームして夕飯食べて風呂入って図鑑読んでレゴして漫画読んでしてたらあっという間に寝る時間。それがこどもの生活なんです。

ボランティアなんだけど…

自分で決めた仕事をきっちりやろう、が目標だったのですが、決めてなかった仕事が追加されてます。
娘の場合、気まぐれに「お料理手伝う〜」といってとうもろこしの皮向いてくれたり、お兄ちゃんがクイックルしてくれずに私がぶーぶー言ってたら「○ちゃんやるよー!」と突然やる気を出したり。

一応、仕事とボランティアの違いとして「やりたいときにやればいいは仕事じゃなくてボランティアだよ」といってたのですが、一生懸命やってくれたしいいかなぁ…役に立つ喜びは味わえるしね。と私もゆるく許可しました。

スキルが上がっていく

これは嬉しい話。娘は助走期間から洗濯たたみだけはやっており、平日は必ずやるという約束を守ってくれています。偉い。
4人分の洗濯物は結構な量になるのですが、毎日やっていてもクオリティは落ちるどころか上がっているのです!
スピードも早くなり、ただ畳んでるだけだったのが人別に仕分けして置いてくれるように。
毎日やっていると効率化や工夫ができるようになってくる、素晴らしい成果を感じました。そしてすごい楽。ありがとう。

交渉力の片鱗

布団カバーつける仕事は途中で息子に追加しました。
最初30円だったけど「これ30円じゃ割りに合わない!結構大変だしお母さんもめんどくさがってるでしょ!」と主張。
確かに私も夫もとっても嫌いな仕事です。やりたくない。

40円!いや35円!と交渉の末5円の値上げに成功しました。
本人は5円Upよりも「俺、結構交渉上手だよね♪」と自信もてたことが嬉しかったようです。

計算が難しい

毎日ちゃんとやってないせいか、飛び飛びの仕事を報酬額ごとに数えて計算するのがめんどくさい!
私も暗算苦手なので息子には自分でさせました。娘は一緒にやります。
自分の給料がかかってれば積極的にやるはず、と思ったのですが
めんどうだから来週まとめてやろうかな…とかいい出す始末。
結局一緒にやりました。。。

まとめ

1週目が終わって、想像はしていたけど理想と現実の違いを感じました。
「親が真剣に話せば聞いてくれる」→くれない
「仕事は約束と伝えればちゃんとやる」→やらない
「給料がかかってれば請求も自分でやる」→やらない

とはいえ、家の中の仕事に対する関心は確実にUPしてきたし、スキルも上がって「自分にできることがある」という自信も付き始めています。
この週で稼いだお金は息子600円、娘400円となかなかいい調子でした。
(息子は週末に慌てて仕事ぶっこんでた)

そのくらいのお金を手に入れるとワクワク感もあるらしく、何買おうかな!と夢を広げてました。嬉しいよね。

実は使う時もかなりこどもによる性格の差を感じました。
次回は「使う・管理する」についての記録も書いていきます。



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