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サクセス荘の愉快な住人たち紹介 第2弾《筆者視点による》

少し間が空きましたが、今回は『テレビ演劇 サクセス荘』の住人のキャラクター紹介、第2弾になります。

第1弾を先に読んでいただけたら、話の流れがもっと分かりやすくなるかな〜と思うので、下に貼っておきました。お時間ある方はぜひ覗いてみてください。


あと、あくまで筆者の主観なので、寄り道たくさんの紹介になっちゃうと思いますが、よろしくお願いします。

そして、ネタバレもあるのでご了承ください。

では第2弾スタート!

【ユッキー(髙木俊さん)】

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205号室に住んでいる。
夢は南極料理人。

◎サクセス荘での役割・性格
司会が得意だったり、皆のご飯を作ったり、住人の中で空気を察知して場を和ませたり、逆にまとめたりと色んな役割を担える器用な柱(=全体の軸になる人)というイメージです。その一方で、意外に住人の皆に雑に扱われがちなキャラクターです。
年齢設定ははっきりと分かっていないものの、ユッキーはサクセス荘の中でも年上っぽい立ち位置です。その割に毒舌でバシバシ言われていたり、、あ、これは主にチャップ(定本楓馬さん)のことなんですが、他の住人もけっこう容赦がないんです。でも、そこにも愛がちゃんとあるのは分かるので、穏やかな心で見ていました。
ちょっと抜けている・ダメな部分があるからこそ、皆もいじりやすいし、ユッキーが全部を受け止めてくれるという安心感もあってあの関係性になってるのかもな、と思いました。

◎筆者の3大推しシーン

柱らしからぬ言動
さっきも書いたのですが、ユッキーはサクセス荘を包むような柱だと思っています。
柱ではあるけれど、その一面だけではなくて、「おっさんぽさ」や「子供っぽさ」という真逆な面をどちらも持っています。
私が言う「おっさんぽさ」とは、つまりいびきのくだりことです。笑 これはどの回ということでもなく本編の色んな場面で出てきます。ユッキーのいびきによる騒音問題は住人の中でも共通の認識らしいです。
反対の「子供っぽさ」が1番見えたのは、3期第1回と第2回に渡る、マカロン(立石俊樹さん)とのバチバチ戦です。そんな一面があったのかとびっくりした記憶があります。
このどちらも、ユッキーが愛される理由なんですね。
ドSチャップvsユッキーの強靭メンタル
私は、この2人の主従関係の違和感がすごく好きです。役者さん同士としても役としても、ユッキーがお兄さんでチャップが年の離れた弟、のような雰囲気です。
チャップの毒舌・塩対応は1期第1回から炸裂しているのですが、恰好の的になっているのがユッキーです。でも、ただやられっぱなしというわけでもなく、お互いが親しく思っているからこその攻防で、不思議と心配になりません。
逆に、そのやりとりが2人をより仲良くさせているし、見ている側がますます2人を好きになると思います。私がそうでした。ここも要注目です。
ハプニング時の機転
これは役としてだけでなく、1発本番中ならではのトラブルにも世界観を崩さずに対応できる髙木さん本人の「すごいな」と思った部分です。1期第5回の「待てよう!」のくだりで、ゴーちゃんとチャップが戻ってくるタイミング+サーとミスターの音確認+ノブの演技相談…と色々なタイミングが重なっている場面がありました。そこで、話の方向性がバラついてしまわないように止める部分は止めて、進めるべきところは進めていく、ととんでもなく器用なことをしていました。髙木さんの機転はここだけではないですが、特にそれが感じられたところを挙げてみました。
髙木さんは多分、シマウマくらい視野が広いです。

役者さんやカメラさん、音声さん、、、サクセス荘の本番中は全員がそれぞれ、あっちこっちに気を配りながら、臨んでいると思います。素人ながら、本当に一人ひとりが臨機応変のプロだな〜と感じます。そんな中でも髙木さんには「何があってもどうにかしてくれる」という謎の安心感がありました。


【ケント(黒羽麻璃央さん)】

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206号室に住んでいる。
夢は漫画家。

◎サクセス荘での役割・性格
興奮すると声が大きくなります。何を考えているか掴みにくくて、情緒が大丈夫かなと心配になりますが、漫画に対してはいつも真剣で、頭の中はほとんど漫画のことでいっぱいです。
どんな時も挙動が特殊で、ケントがいると、サクセス荘が途端に独特な空気感に包まれます。特に、漫画に行き詰まると、焦りでどんどんと皆を巻き込んで漫画の案を考えていきます。本人はただ必死で考えているだけで、気付いたら皆で漫画を再現することになっていただけだと思いますが、それにつられて一気に住人の皆もやる気になって楽しんで演じていきます。そういう部分で、ケントはサクセス荘のエンタメ担当なんじゃないかなと思っています。

たまに出てくるケント、というか黒羽画伯が描いたキャラクターは破壊力抜群です。

◎筆者の3大推しシーン

漫画再現中の本気スパルタ
1期第3回と3期第7回がケント回になっていて、この回では、先程書いたように、住人たちとケントの漫画を再現しながらこれからの展開を考えていく、というところがメインになっています。(ちなみに1期第9回は、ケントのメイン回ではないですが、漫画再現してます。)
1期第3回では、胸きゅん告白のシーンや地底人のキャラ設定について、再現をするだけであっても手加減なくビシバシ注文を言っていました。一見、控えめにお願いしているようにも見えるのですが、冷静に考えたらけっこう難しいことをお願いしています。ケントには、そんな難しい要望でも「しゃーないな、面白そうだしやってみよう」とみんなに思わせるような、人のワクワクを生み出す不思議な力があるのかもしれないです。
画伯のイラスト
サクセス荘の中ではたびたび、画伯と呼ぶにふさわしいイラストを見られます。
正直、この番組を観るまでは、黒羽さんがどんな絵を描くのか知りませんでした。絶妙にゆるくて、ちょっとキモかわいいというか、独創的というか。
これは決して悪口ではなくて、黒羽さんのイラストが、ケントの漫画の内容とばっちり合っていて、「怪人をどんどん生み出していくケント」がすごくしっくりきました。ケントの独特さがイラストにも出てる気がします。
黒羽さんの絵を見る機会を作ってくれてありがとうございます、サクセス荘。
個人的には、2期第1回で初登場する虎次郎(spiさん)をもとにした「キングゴリラ」がインパクトがあってお気に入りキャラです。
リモートでもケント節炸裂
ケントは、漫画の締切に追われていたり、授賞式に出るために外出していたりと、いつもバタバタ。だから、他の住人に比べてリモート率が高いです。忙しすぎるケントならではの住人との関わり方のおかげで、ケントと住人の新しいやりとりが見られます。
1期最終回のときのリモート映像は、あらかじめ撮った収録映像ではなく本当のテレビ電話なんだと思っていました。
でも、2期の牛塚賞授賞式の会場にいるケントとのテレビ電話のとき、反省会で皆さんが「ケントとずれてきちゃって大変だった」という話をされていました。このシーン好きです。そこで初めて収録だったことを知りました。気付いていなかったの私だけかもしれないですけど。笑
収録のケントも相変わらずテンションがジェットコースターなのですが、自由度が増していて、画面越しでも皆を巻き込んでいて面白かったです。

サクセス荘を観ようと思ったきっかけが黒羽さんなので、こんなにハマれるものを連れてきてもらって一方的にありがたや〜と思っています。
余談ですが、大きな声と同じくらい、ケントのスイッチが入ったときの目のかっぴらきも好きです。


【アンテナ(有澤樟太郎さん)】

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209号室に住んでいる。
夢は人気ユーチューバー。

◎サクセス荘での役割・性格
常にスマホカメラを片手に持って、バズる瞬間を狙っています。アンテナが撮った動画は要所要所で本編中の映像に活かされているので、アンテナ視点で住人の皆を見ることができます。
日常ほっこり系の動画を撮るのがメインのはずが、動画のネタに困るとついハプニングが起きることを願ってしまうところがあります。アンテナとケントがネタに困るタイミングが合うので、結託して案を出し合うことも。そして、サクセス荘なので、案の定ハプニングは起きます。アンテナにとっては「これバズるよ!」の連続で、大変なことすら楽しむような無邪気な心を持っています。
自由でマイペースすぎるが故に、皆に怒られることもしばしば。

YouTubeで投稿されている「アンテナTV ビンビンch」は、アンテナの良さも有澤さんの良さも見られて、他の住人たちの普段の様子も知れるのでおすすめです。

◎筆者の3大推しシーン

自撮りの「近」アンテナ
サクセス荘はテレビ「演劇」なので、基本的にカメラはサクセス荘の外から撮っています。その中で、アンテナのスマホカメラは唯一サクセス荘の中から撮ることができて、至近距離のアンテナを見られます。そして、アンテナカメラだからこそ、住人に近い視点で臨場感たっぷりに、皆の等身大アタフタを見ることもできます。
アンテナがYouTuberらしく光いっぱいの目でカメラを回したり、カメラに向かって話しているのが…いいですよね。有澤さんが活き活き演じるほどアンテナも活き活きしていく、というような感じがして。そんなキラキラを間近で見られるなんて、ほんとに自撮りシステム最高です。
これぞ純真無垢
アンテナは、住人の中で飛び抜けて純粋でまっすぐなんじゃないかと思いました。
少年のようにミスターにつっかかり、動画がバスれば全力で喜び、炎上すれば思い切り落ち込み、サクセス荘でのハプニングに混乱して「んもーー!」と暴れ回り…。目の前の物事にちゃんと振り回されて一喜一憂しています。そんなところを見ているとすごく無垢だなと。そう考えると、アンテナの雰囲気と白のイメージカラーがぴったりですね。
どの回のアンテナを見ても、その純粋なリアクションに見飽きることがなかったです。
純粋さゆえに、振り切りすぎて失敗することも多々あります。だからこそ、危なっかしくて住人がほっとけなくて、つい手を貸したくなるのかな〜と思います。
アンテナ体操
アンテナのお決まり挨拶から派生して、サクセス荘で生まれたアンテナ体操が、私の中でのアンテナの代表的バズりネタです。
1期第9回で生まれたネタなのですが、そこから「アンテナ=アンテナ体操」になるくらいキャッチーでインパクトが強かったです。この体操は人によって色んなテイストがあるんです。同じ回では、本編のムーさん(玉城裕規さん)やリハーサルのときのチャップのバージョンは元祖とはまた全然違って面白いです。
2期第3回では、アンテナがらしさ全開で新しいアンテナ体操をしているのでそこも是非に。
アンテナだけのネタではなくて、サクセス荘の中でどんどん広まって発展していて、住人にもバズってます。

第1弾ですでにミスターとアンテナの推しシーンを書いたので省略しましたが、ミスターと喧嘩するときのアンテナが子供っぽくて憎めません。喧嘩の旬は過ぎてしまったらしいですが、ほどほどに喧嘩していてほしいです。笑



第2弾はここまで!

最後まで読んでくださってありがとうございます。

まだシリーズは続くので、サクセス荘で頭がいっぱいになりそうです。



ではまた。

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