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ミュージカル『刀剣乱舞』の和泉守兼定の魅力を書きたくて仕方ない《2.5次元舞台初心者の感想》

私が初めて観たミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの作品は、2016年から2017年にかけて行われた幕末天狼傳の公演です。本物はまだ観に行けてないんです、映像で。いつかは観に行くぞ。


2.5次元の舞台に興味を持つ前から、この「刀ミュ」「刀ステ」の風の噂は、聞いてました。というか、風の噂のレベルじゃないくらいの勢いを感じてました。

この世界に足を踏み入れるからには、観るっきゃないな〜と思ってたので、これを機に観てみました。

順番で言えば初演から観るものかもしれないのですが、個人的にこの幕末天狼傳の役者の方々が気になり始めている時期だったので、そこは一旦横に置かせてもらって。笑


と、前置きが長すぎました。
ここからが、今回の1番話したいことです。

有澤樟太郎さん演じる和泉守兼定

私は、刀剣乱舞についてはミュージカルでしかしっかり観たことがないので、「有澤樟太郎さんが演じる和泉守兼定」について話していきますね。


公演を観る前から、既に有澤さんのことはサクセス荘や他の番組などで観ていて、そういう場面でのふわっとした雰囲気だったり笑顔だったり、皆からツッこまれているところを知って、周りから愛されてる方なんだな〜と思っていました。(あそびば何回も見てます)

でも、舞台に立つ兼さんを見たとき、

「どっ」

と私の目と心に入ってきました。かっこつけて書きたいわけではないんです。でも、多分こういう感覚だったと思うんです。実際、振り返ってみても、どうしてあんなにグッときたのかはっきりと分からなくて言葉にするのが難しいです。それをちょっとずつ紐解いてみたいので、少し、ではないかもしれませんが、お時間あればお付き合いください。



兼さんの爆発力

有澤さん自身も独特な存在感があって魅力的で、ときどき顔を出す「爆発!エネルギー!」みたいなところが好きです。
兼さんからは、ご本人のそういう要素が加わりながらも、全く違う物凄いエネルギーを勝手に感じました。


私が、有澤さん演じる兼さんから「どっ」という爆発を1番感じた印象的な部分は、歌唱シーンです。力強くて通る歌声でこんな風に歌えたら気持ちいいだろうな〜と思います。

そんな歌声ももちろん好きなのですが、私は歌っているときの「表情」がどうにも忘れられなくて素敵で。刀剣男士一振りひとふりの表情がよく分かる映像作品として観たからこそ、より感じる部分でもあるのですが、兼さんとしての強さと有澤さん自身の楽しんでいる気持ちのどっちもが全面に出てるように見えて。好きですね。
有澤さん自身の高身長や衣裳・ヘアの「バサァー」という躍動感、「漢!」な目力、はちきれんばかりの笑顔、太い歌声…全部の要素が相まって見ているこっちまでわくわくするような、迫ってくるような。
そして顔がアップで抜かれた瞬間に、楽しさが大爆発してるのが伝染して、最高です。


という兼さんを描きました。

刀剣男士を描いたのは初めてだったのですが、衣裳が複雑すぎてくじけそうになりました。これを何枚も描いている方、すごすぎます。


刀ミュシリーズの作品は何公演か観ていて、好きな曲が多くて絞りきれませんが、個人的に『(前略)〜結びの響、始まりの音〜』の「獣」で兼さんが己に牙を剥くところをおすすめしたいです。

話を元に戻しますね。
上で書いたように、私は兼さんの表情がほんとに魅力的だなと思ってるんです。

しかし先日、有澤さんがラジオで、言葉をはっきりと覚えてはいないんですが、「歌っているときの自分の顔がすごい表情になってて良くないなと思った」という風な内容の話をされてるのを聴いて驚きました。そんなふうに考えていたのかと。
演じている本人から見ると、自分で役をコントロールできていないように感じているのかな、細かいところまで気を使っててすごいなあと思いました。

ただ、私はその制御しきれてない感じがすごく好きなんです。
どんどんと磨きあげられていくこれからの新しい兼さんにも、この溢れ出す爆発はそのまま残っていてほしいなと静かに願ってます。

刀剣乱舞について、自分の中で何か発見があったらまた投稿しますね。


今回はこの辺りで。
有澤さんと兼さんの魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです、読んでくださってありがとうございました。

またぜひ〜。

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