厚労省、「デジ給与」審査終了間近 近く指定業者公表
厚生労働省は、2023年4月に解禁した「デジタル給与支払い」に関して、指定申請のあった資金移動業者の審査をまもなく終了する見通し。関係筋が明らかにした。同省は審査を終了次第、指定業者を同省ホームページに掲載する。
解禁直後にPayPay、auペイメント、楽天Edy、リクルートMUFGビジネスの4社から指定申請を受け付けていた。同省は当初、審査期間を「数カ月程度」としていたが、「資金移動業者向けガイドラインに沿って、丁寧に確認している」(同省関係者)ため、作業が長引いている。
給与を取り扱うだけに、システムの堅牢性を入念に確認していたとみられるが、ここに来て「作業は最終段階に入っているようだ」(関係筋)。
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