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11月3日の短歌「ニッキ水」

流水で穏やかに冷えるニッキ水
甘くて苦くて鮮やかな思い出


私の「にっき水」という名前は、幼い頃、伯父に伏見稲荷へ連れて行ってもらったことに始まります。
伏見稲荷の売店でいつもはラムネを買ってもらうのに、その隣の色鮮やかなニッキ水に心を奪われてしまったのでした。
結果、飲みきれず。
子供の飲み物ではありませんでした。
その甘くて苦い思い出をハンドルネームにしたのです。

ニッキ水(画像は借りてきました)


思えば伯父はよく私を連れて出かけていました。
その度に何かを買ってもらうのですが、飲みきれなかったり、食べきれなかったり。
伯父には何かと世話を焼かしていたように思います。

その伯父が亡くなりました。
たくさんの思い出をありがとう。

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