HSK(汉语水平考试)6級受験まであと1週間
来週8月21日、久々にHSKを受験する予定です。前回はHSK5級を2016年に受験しました。結果は「听力93点」「阅读90点」「写作79点」合計262点で合格しました。
何を思ったか今年の4月くらいにいきなりHSK6級を受験しようと思いました。今となっては理由も何もないのですが、途中コロナになったり、持病で悩んだり、筋トレに集中したりで、勉強が長続きしませんでした。何より、最近は中国や台湾の人との交流もない状態なので、日常生活で中国語を必要としていないんですよね。
今の段階で6級でその能力を有していると言える「180点」以上を取れる可能性は五分五分といった所でしょうか。5級の時は、本当に余裕綽々だったのですが、6級は本当にレベルが上がってノンネイティブ、留学や駐在経験ゼロの私にはとても難しいです。でも、大学で勉強していた以外は自力でここまでレベルを上げて来た事は誇りに思っています。
大多数の6級受験者は、帰国子女、留学経験あり、駐在経験ありなのではないかと思います。大きな出会いがなければそもそも中国語を勉強しようと思う日本人はいないと思っています。
私には中国語で好きな言葉があります。それは「千里之行始于足下(千里の道も一歩から)」です。高校生の時、中国語の発音も漢字の読み方も分からなかった私が、興味を持って少しずつ勉強をしてきた結果、ここまで成長出来たのは「面白い」と興味を持てる言語だったからです。
中国語に出会って20数年経ちますが、様々な中国語話者(中国人・台湾人など)と出会ってきました。しかしみんな十人十色、全く同じステレオタイプのような人は居ませんでした。みんなそれぞれ考え方があります。それは日本人も同じです。「日本人は〇〇だから好き」「中国人は●●だから嫌い」と、言うのは簡単ですが実際はカテゴライズ出来るものではないというのは、本当は大多数の人は知っているのではないでしょうか。
私の知り合いでHSKの試験監督をやっている人がいるのですが、某YouTubeでインタビューを軽く受けている動画があります。彼がその時に「中国語は人生を豊かにしてくれた」といった趣旨の発言をしていました。私は非常に感銘しました。私自身、中国語を勉強していなかったらもしかしたら、今よりも見聞が狭くて、今よりも偏った考え方をして生きていたかも知れません。
語学学習は不断の努力が必要で、そう簡単に身につけられるものではありません。しかしその峠を越えた先に見える景色は、今まで経験した事がないような世界が広がっています。インターネットの発達した現代では、直接その言語を使って情報にアクセス出来るようになります。
今回の試験は完全に準備不足なので、もし179点以下だった場合は、今年の12月か来年の1月あたりに再度受験してみようかと考えています。でも、12月はHSK口试(高级)を受けたいとも考えています。
目下、やはり成長には同じ目標に向かっている同志の存在が欠かせないと考えています。もし、同じく6級受験しようと思っていて、日本人で中国語勉強している方が居れば交流したいです。
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