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市場徒然歩記

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直居敦が「見て」「歩いて」「感じた」ことを書いてます。「朝エクスプレス」では毎日誰か、興味深いゲストをお迎えしています。番組は朝からせいぜい午前中。午後からは打ち合わせにいったり… もっと読む
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#金融政策

“日銀の歴史的政策転換”で考えた3つのこと――中銀ウィークを越えて

3月19日(火)日銀が異次元緩和政策からの脱却、正常化への第一歩に踏み出しました。ポイン…

“植田日銀”の読み解き方――円安・株高が「正解」とは限らない

植田和男新総裁になって初めての日銀金融政策決定会合(2023年4月27-28日)と植田総裁の会見…

「奇妙な楽観」か?「予想通りの波乱」か?――金融不安の中での株式相場堅調

3月20日(月)-24日(金)の日経平均株価は週間で0.2%上昇とほぼ横ばい。一方ダウ工業株30…

投資家サーベイ「黒田総裁の通信簿」――そして次期総裁の課題は?

日経CNBCが毎月実施しているアンケート調査「投資家サーベイ」。2月2日~6日にかけて「黒田…

下期市場に高い不確実性!?ーー2軸で読むFOMCの政治・経済学

2021年上期、最大の市場イベントだったかもしれない。6月15-16日の米FOMCから約2週間を経…

歴代10番目の1202円安――スピード調整か?金利の行方が鍵に

26日(金)の日経平均株価は急反落。1202円26銭(3.99%)安の2万8966円01銭とこの日の安値で…

日米豪“YCC”比較――似て非なる「出自」などから考える

7月17日(金)の日経CNBC、朝エクスプレス「マーケット・レーダー」では、ゴールドマン・サックス証券のチーフ・エコノミスト、馬場直彦さんをゲストに迎え、15-16日の日銀金融政策決定会合までの日銀の危機対応を振り返っていただくとともに、「日米豪“YCC”比較」というテーマでお話を聞きました。 YCC=イールド・カーブ・コントロール。国債利回りに一定の上限や誘導目標を設ける長短金利操作による金融政策のことで、日本では2016年9月から採用されています。なぜ、このテーマが今話

“バブルのバトンリレー”を止めよう――「金融政策ウィーク」を振り返って

4月下旬の「金融政策ウィーク」を終えました。27日(月)、一日に日程を短縮した日銀金融政策…

日銀は“本気で”倍増ペースでETFを買う

17日(火)の市場で日銀がETFを1204億円、REITを20億円、購入した。これまでの1002億円…

“緊急利下げ”はなぜ効かないのか?

大荒れが続く金融市場。週が明けても波乱が続きます。まず日本時間の16日(月)早朝、米FRB…

深刻なリセッションか、超絶バブルか?――探りましょう!第3の“幸せな道”

世界市場は相変わらず不安定です。11日の日経平均株価は前日のNYダウが1167ドル(4.9%)も…