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中高生の勢いに日経社員たちが圧倒された講座のはなし

こんにちは。日経スタッフです。今回は1月にスタートした「日経Jアカデミー」というオンライン講座の取り組みをご紹介します。

日経Jアカデミーは日経のニュースのインプット・アウトプットから学びを深める探求型の講座です。対象は中学生や高校生、その親御様。中高生向けの講座と親御様向けの講座、参加者が交流できるオンラインコミュニティーがセットになっています。

中高生向けの「ニュースから学ぶ」講座は2週間に一度、オンライン(zoom)で開催。テクノロジー、食と環境、日本の産業といった幅広いテーマを取り上げます。日経電子版の記事を使いながら、話題のニュースをわかりやすい身近な切り口から考えて理解を深めます。

例えば、食と環境の回では、最近ニュースにもよく登場する培養肉の話題からスタートするといった具合です。講師が一方的に話をするのではなく、自分の考えを投稿したり、他の参加者と意見交換したりしながら進んでいくスタイルです。

ということで迎えた、中高生向け講座の初回。日曜日の夜に200人の参加者がオンラインで集合しました。

テーマは「インフレ」。日経らしいテーマですが、苦手意識を持つ人も少なくないかも。中高生はどんな反応になるのか……

などと心配していたのですが、すぐに参加者の勢いに圧倒されることになりました。

講師が質問を投げかけると次々にチャット欄に意見がどんどん投稿され、画面にはハートマークのリアクションがあふれて見えないぐらいに。当日の画面を再現するとこんな感じでした。

たくさんのリアクションに日経社員はビックリ(当日の様子を再現したイメージ画像)

後で集計したところ、1時間の講座のなかでリアクションは1,357件、1人平均9.7件の投稿があったそうです。

「え、今の中高生ってこんな風にzoomを使いこなしてるんですか」と、親世代に近い日経社員たちは驚くばかり。普段の会議もこれぐらいリアクションあるといいのに……

チャットでもたくさんリアクションが届きました

授業後のオンラインコミュニティーでも「インフレを身近に感じた」「日経電子版で関係する記事をみつけた」といった感想が寄せられました。中にはインフレをテーマに、日経電子版の記事からクイズを作って投稿する人も!
中高生のエネルギーに圧倒されつつも、有意義な時間を過ごしてもらえたようで、企画メンバーはほっと胸をなで下ろしているところです。

ちなみに同じ日には、親御様向けに「新しい学びのカタチ」に関する講座を開催しました。東京大学名誉教授 柳沢幸雄さん、千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター所長 古田貴之さんに講師としてご登場いただきました。興味深くメモしている参加者がいらっしゃるなど、こちらも好評でした。

柳沢幸雄さんの講座から
古田貴之さんの講座から

日経Jアカデミーはこの後、中高生向けの講座が3月まで続き、並行してオンラインコミュニティーも展開。コミュニティーでは中高生におなじみの商品の開発担当者や起業家として活躍する方々が登場する動画メッセージも配信予定です。

今のところ、講座の途中から参加いただくことはできないのですが、もし評判が良いようでしたら第2期以降も開催していきたいところです。講座に参加されている皆様は、引き続き楽しんで受講してもらえると嬉しいです!