あの人に聞いてみた 「ながら日経」「ヤング日経」インタビュー
Voicyで放送している日経の音声メディア「ながら日経」「ヤング日経」。おかげさまで7月に放送開始から1年を迎えます。フォロワー数はながら日経で3万4000人、ヤング日経で8000人を超えました。番組では「これだけは知っておこう」というおすすめニュースと共に、各界で活躍する著名人インタビューを随時、放送しています。最近の放送から各氏の金言をご紹介します。
*インタビュー記事は日経電子版でご覧ください。
■ポストコロナの幸せとは 建築家・隈研吾氏
「家なんかも『俺んちは何坪あるぞ』とかいうが、全然それって僕は自慢になってないと思うんだけど。『(ボリュームに代わる)幸せの定義、豊かさの定義を探せ』というのが、今回のコロナからのメッセージのような気がしますね」
■コロナ社会の家庭と仕事 ミクシィ・笠原健治会長
「リモートワークが急激に浸透しました。僕もここ最近はずっとリモートワークです。『家』と『職場』の境目が物理的にも時間的にもなくなることから、両方の充実が大切になると思います。僕自身は家にいることで、仕事をしている自然な姿を子どもに見せられることをうれしく思っています。将来的には好きな場所、好きな時間に好きな仕事をやるというスタイルが広まっていくと思います」
■当たり前を疑え 亀田製菓・佐藤勇社長
「『柿の種大好き』と話し毎日食べているという、タレントのマツコデラックスさんを中心に、世に広く問いかけてみたいと考えました。マツコさんからは『6対4は当たり前と思っていたが、疑えと言ってみたら?』と言われました。投票してもらったところ、お客様から25万票もの投票を得て驚きました。6対4はまさかの3位。7対3が全体の3割の7万票で1位になりました。世の中が大きく変わってきて、販売ターゲットが広がる中、私はこれが正しい結果だと感じました。そこで6対4を脱却して7対3に変えることにしました」
■自分起点でトレンド探す インフルエンサー・ひよん
「かわいくなることでいろんなことにつながります。やる気も出て、すべてにおいてプラスになります。出かけなくても髪の毛をヘアアイロンでストレートにしたりするだけで気分は違うものです。おうち時間が増えることで、家でだらだらしがちですけど、動画やSNSを見て、一緒に女子力上げたいなと思っています」
■岐阜県飛騨市長・都竹淳也氏
「『観光客以上、移住者未満』という市外の人を増やそうと、市で『飛彈市ファンクラブ』を作り、2016年から募集を始めており、いま全国に4000人超の会員がいる。東京や大阪など大都市で交流イベントを開き、希望者に飛彈市を案内する企画も展開した。こうしたつながりが、飛彈市が困っているときに役立った。販売不振に見舞われた飛彈牛をネット販売するイベントを地元JA主導で開いたところ、会員の呼びかけもあり、2週間で目標の1千万円を大きく上回る1億1400万円を売り上げた」
■変化を「起こす」人になろう GO代表三浦崇宏氏
「これからは変化に対応する生き方ではなくて、自分で主体的に変化を『起こしていく』ことが大事です。誰も答えを持っていないし、その通りにすれば良いという模範もないなら、自分で一つ一つ手探りしていく方がいい。『自分がこんな世の中に変えていくんだ』という志を持ちましょう」
■コロナで変わる働き方 ジャパネット創業者・高田明氏
「世界で働き方の構造改革が加速するとみています。コロナ危機を受けて中小零細企業にも、IT(情報技術)移行の必要性が認識されました。リモートワークや人工知能(AI)の活用はコロナ後により進んでいくと思います。寿命が延びる中で、長くなった老後の時間をどう生きるのかが問われます。お金のことや、自分が何を学びどんなスキルを身につけていくのかを意識する必要があります。社会、働き方の構造は180度変わるでしょう」
ながら日経、ヤング日経は今後もコンテンツを充実させていきます。これからもご愛聴ください。よろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?