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16歳の頃の自分、そして今その時を生きるみんなに伝えたいこと 17

8、「自分だけ」ではないことを知る。

これは、自分の世界に閉じこもる傾向にあった当時の僕に言い聞かせたことだ。

クラスで行う持久走や肉体労働、掃除がきついのは他人と行っているから、自分だけに焦点を当てがちにはなりにくい。

 では、家庭問題やテスト勉強、持病等における辛さはどうだろう。つい、自分だけに起こっていることなのかと錯覚してしまい、殻に閉じこもって1人で悩んでしまいがちではないだろうか。

僕は特に持病に関することを打ち明けられるのは彼女だけだったが、それでも自分の心は救われていたと思う。みんなにも、人に言い難いことを誰か特別な人ひとりでもいいから、伝えてみて欲しい。意外と共感してくれたり、励ましてくれたり、安らぎを与えてくれると思う。ちなみに、親は良き相談相手にはならない。なぜなら、親は子育てという未知なのにとてつもない責任が伴うことに日々格闘しているからだ。

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