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礼節の【礼】とは?

안녕하세요 Yurikoです。
今日は少し、韓国とは直接的に関係はないかもしれませんが・・・。
少し、考えたことを・・・。

韓国は『礼節の国』ということで、
何度か韓国の『マナー』を紹介して来ました。

韓国は【儒教】の国で孔子の教えが今も根付いており、
年上には敬語を使用し、お酒を年上と飲むときや電車でのマナーなどを紹介して来ました。

ただ日本と同じように若い世代の人々の中には、
そうではない人も多くなって来たと聞いています。

中国も昔は孔子の教えが浸透していましたが、
1966年ごろから始まった【文化大革命】によって
孔子は大悪人とされ、儒教は崩壊していきました。

儒教の教えである【仁】【義】【礼】【智】【信】
素晴らしい部分も崩壊していき、自己中心的な
【中華思想(漢民族が世界の中心と考える思想)】が
残ってしまいました。

中国には【宗教】がありません。

日本も無神論者が多いのですが、
日本人の道徳心は【武士道】の精神に基づいています。

韓国の宗教はクリスチャンが最も多く国民の30%、仏教徒が20%信仰しています。

前置きが長くなりましたが、小学校の先生をしている友人が
「生徒には【みんな、元気よく、明るく挨拶しましょうね!】
と指導しているけれども、職場で自分はそうしていないと気づいた」と言いました。

私は中国人オンリーのクラス担任です。
勿論、学生は私に「先生、こんにちは~」

「先生、さようなら~」と声を掛けられるのですが、私ではない先生に対しては挨拶をしないのをよく見ます。

そのたび、「ちゃんご挨拶して」「ちゃんとお礼を言って」と学生を注意します。

私は【挨拶は礼節の1つ】として考えています。

そこで、その小学校の先生の友人に
『生徒に挨拶しましょうっていうのに、自分がしないのはダメよ。』
というと、彼女には彼女の考えがあったのです。

彼女は『その場を盛り上げるために義務的に挨拶するのは気が進まない。

心からその人に愛を感じてもらいたいと思ってるから、その職場を盛り上げるために挨拶をするのは気が引ける』といったのです。

『そんな考え方もあったのか?』と驚きました。

でも私は『挨拶は礼節』と考えているため、
『挨拶はルールではなくて、マナーだ』と伝えました。

ルールには人の心や気持ちは伴いません。
しかしマナーは人の心や気持ちが伴うものです。


ですから、人にされて嬉しいと思って気分良くなるのであるならば、
それは挨拶された相手がその人から【礼】=敬う気持ち=愛を感じると考えればいいのでは?と話しました。

←まあまあ、無理やりなこじつけですけど(* ´艸`)クスクス

韓国の若い人々が時代の変化とともに、
礼節を忘れて行くならば戦前の話を昔のこととして捉え、日韓友好が少しでも進めばいいと思います。

実際、韓国の若者は反日の人は一部であり、
初めはあまりよくない印象だった人でも日本人を知れば日本や日本人を好きになる人が多いです。

日韓友好のため活動しているYoutuber【ソウル鳩】のFree Hugイベント。

この【ソウル鳩】のように日本でFree Hugイベントや日本人で韓国で
Free  Hugイベントを行っている若者は少なくないです。
私たちは国や政治を変えることはできませんが、
一人ひとりの気持ちが日韓の将来を変えると信じています。

(文章:Yuriko)


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