「外国人」って呼称を使うだけで「差別」とする日本のSNS民の低脳さを嘆くより、差別と向き合ってみた方が解決に近く本質をお届けしますね
アンニョン！日韓の架け橋フジモンです。
今日も日本は騒がしい。
そんな中で僕自身にもゆかり深い外国人差別の話題があったので、
それを拾い上げた上で改めて差別に向き合って見たいと思う。
話題の件
ちなみにフジモン自身は別につるのさんのファンでないし、
特別思い入れのある人物でもないんだけど、
これに関してはつるのさんが発信をミスってるとは思えない。
「外国の人にパクチーを盗まれてしまった事実をつぶやくのに、“外国人”って呼び方をしない人がどれだけいるのか」を逆に知りたいくらいだ(笑)
記事の最後に朝鮮人のくだりも出てくるのだけど、
韓国に住んでいる我々だって韓国では
「외국인(外国人)」「일본인(日本人)」だ。
そうやって呼称されることに差別など感じたことがない。
事実だからだ。
まして犯罪を犯してしまった場合、
もはや「外国人、日本人がこういう犯罪をした」って言われたところで、
それはもはや自業自得しかないわけで、
そんな中でこの件が記事で出るほど話題になってしまうのは驚きでしかなくて、一部の日本人ってどうしてこうも頭が悪いのだろうか…と嘆かわしくも感じる。
外国人、●●人呼称は差別ではなく分類
外国人を外国人と呼ぶのは、差別ではなく分類だろうと僕は思っています。
そもそも、人間が人間である以上、
様々な人種が存在するし、世界に190ヶ国以上の国が存在している限り、
そのアイデンティティ、国籍管理がある限りは「●●人」という分類は当たり前です。
その上でつるのさんは、自分の畑の作物を外国の人に盗まれた。
それに気付いた理由は「相手が日本語わからないってとぼけたこと（カタコトなどもあるかもしれない）」
そしてつるのさんは被害者側なんだから、
そこでわざわざ「外国の方」と敬称を使う義理もないだろうと思うんです。
（被害者感情）
そもそも発信の必要性があったのか？
とか
わざわざそれを言う必要があったのか？
に関しては、僕の出る幕じゃないけれど、
少なくとも文章、文脈、どれを取っても差別要素は見当たらないわけです。
「外国人」って言うだけで「差別」と言うなら、
日本だけじゃなくて、世界中で差別なんて起こっていることになります。
（まぁ世界中に差別はあるけれど）
言葉ではなく、本人の意識にこそ差別があるって本質は大事ですね。
「外国人への差別意識」と「ただの偏見/第ゼロ印象」の差を考える
僕が考えるに、先ほどの差別と分類を誤解しちゃってる人以外で、
マジで外国人に差別意識を持っている人の大半は「偏見」だと思ってます。
そして、本当に一部の人は「実際に経験として何かしら被害にあった人＝実害経験のトラウマ」だと思います。
この二分の中でも大多数は「偏見」なわけですから、
その誤解や偏見を解けば「(一定の外国人)差別を減らすことは可能」だと考えてます。
そして、ここで大事なのは「差別」の意味合いです。
悪い意味での差別というのは「とにかく自分の領域から追い出す目的で個人・集団を理由もなく蔑めること」だと思ってます。
そして、そういう意思を持ってる人はごく一部で、それに巻き込まれる人の多くは「ただの偏見」もしくは「第ゼロ印象」だと思います。
第ゼロ印象とは、メディアニュースや人の噂、口コミを信じて、それによって形成された印象の定義で僕が勝手に言ってるものです。
まぁつまりは偏見とほぼ同義なんですが、
偏見の場合はある程度の経験とリアルを知った上も含んでいるので若干の差があると踏んでいます。
そう考えると「差別差別」って騒ぎすぎるのは抜本的な解決にはならなくて、
結局はその元となっている「誤解や偏見」を解く活動をしなきゃいけないわけなんですよね。
例えば、世界的にテロ活動で有名なISとか紛争のニュースを見ていると、
「インドネシアとか中東って怖いのかな〜？過激な人多いのかな〜」
という印象を持ちますし、
ミサイルを撃ってきたり、日本人を拉致してきたりと、
ある人には実害すら与えている北朝鮮という国に恐怖や不安を感じる人もいるでしょう。
つまり、ある国民が起こした事件やある団体が引き起こしている問題など、
過去の歴史も含めて、そういネガティブなニュースや見聞きしたことが印象として残り、
「ここの国民はこうなんじゃないか？」という誤解や偏見、偏った印象が
外国人差別が存在するその大元になっているわけです。
ってことは、、当事者以外で差別差別叫ぶ偽善人間は、
実は人一倍差別素養が強い、偏った思考性の持ち主なわけです。
（だから今回のつるのさんの件で騒いでいる日本人って実は差別意識強め）
そして当事者が叫ぶ場合は、その不条理を嘆いているパターンになります。
差別を根本的に無くす、もしくは減らすために重要なことは、
よりリアルな体験を通して、
「その国民の人間性や個性、良さを伝える、体験させること」であり、
「誤解や偏見を解いて、フラットな土台を築いていく」ことにあります。
外国人労働者も外国人居住者も、外国人旅行者も、
どんな方々も日本の経済活動に貢献していることは間違いなく、
日本を愛してくれている、日本人を愛してくれている、
もしくは多少なりとも関心を持ってくださっている方のはずです。
（一部犯罪者やヤバい人もいるでしょうけど）
その上で最後に言っておくと、
「日本人の大半は別に外国人に特別な敵意も差別意識も持っていない」
ということです。
本当に一部の人達が騒いでいるだけだと思います。
とは言え、「差別は存在しないのか？」と言うとそういうことではないし、
事実在日コリアン含め、日本に住みながら不遇な目にあっている日本国籍だけど外国ルーツが混じってる方、もしくは国籍上も外国だけど日本に住んでいながら、差別的な被害や実害を被っている方も多くいらっしゃるのは間違いありません。
その問題の根本は国の制度や法律などによる部分もあると思いますが、
こと民間にいたっては、誤解や偏見を解くための「何か」が一つの解決・融和策として機能すると思います。
まだまだ僕も分かってないことも多いですが、これからも考え、行動し続けたいと思います。
少なくとも、こういう記事を書く人、メディアさん
今回の件でつるのさんを「差別」として叩いているような方々は
「信用できないな〜」というのが、僕の第ゼロ印象でございますね(笑)
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