【聡ちゃんに届け】③SexyZoneを好きになって人生がうまく回り始めた話
聡ちゃんみたいな可愛い子どもを産みたい!
そんなバカ邪である意味純粋な気持ちで脱喪女を図った夏。私にとって人生が変わる出会いがありました。
当時病院勤務だった私は、看護師さんに消防士さんとの海BBQというなんともパリピなイベントに誘われてしまいました。
女子力アップサマーキャンペーンだった私はこんな目標を立てていました。
「誘われたら何があっても断らない」
コミュ障陰キャ喪女の私にはめちゃくちゃ恐ろしかったけどその時の私は推しである聡ちゃんを思えばどんなにつらいことも乗り越えられる。
海に行くと、消防士なので、鍛え上げられたEXILEに出てきそうなギラギラした男たちが5、6人。コミュ障腐女子の私は一緒に行った看護師さんに守られながら安全圏でただ座っていることしかできませんでした(笑)
そして上裸の男たちになかなか耐えられずやっぱり3次元の男は苦手だああっと心の中で叫びながら焼かれて皿に自動的に盛られる肉を処理する時間が続きました。
ほどほど肉を食べ、みんな海へ行った後、私と私の保護者のように付き添ってくれていた看護師さん、そして最初から面白キャラを担ってくれていた、たかしさんがその場に残る形になりました。
たかしさんの胸には大きな傷痕がありました。
結局その傷の理由は聞けなかったけれど、なんだか気になってしまいました。
ガッチリした腕と、胸の傷、炸裂する冗談の隙間に見える穏やかで静かな闇。
笑顔と笑顔の隙間の一瞬の儚さ。
なんだこれは
この人だけは隣にいても嫌じゃない。
むしろ心地よい。
そう思いました。
初めて男性に抱いた好意でした。
小学生の頃は好きな男子が3人以上いた私でしたが(笑)
だんだん男子が男性になっていくと私の中で気持ち悪さが勝ってしまっていました。
大人になってからの初恋。
今思うと間違いなくそうでした。
この日私は一つの大きなハードルを超えることができたのです。
テレビの中ではなく、漫画の中でもない、リアルの男性に、わたしも恋ができるんだ。
他の人から見たら何言ってんのと思われるかもしれないけれど
母親になるという夢がかないそうもない理由の一つが男嫌いだった私は
(ジャニーズ好き腐女子とめちゃ矛盾してるけど、テレビの中は別なのです。)
私も好きになれる男がこの世に存在していたことに希望の光が強く刺したのです。
それから、唯一私と連絡先を交換してくれた、たかしさんと、何度かお酒をのんだりしました。複数人で飲み会をすると冗談ばかりの面白たかしさんなのですが、二人きりで飲むと私のテンポに合わせてくれて静かで穏やかな時間を過ごさせてくれました。
とてもおモテになる人だったこともあり
付き合いたいというよりかは、私にとって神的存在になっていきました(笑)
たかしさんについてはまた別の記事で書こうと思います(笑)
その年の冬、私の人生ではじめての彼氏と出会うことになります。
続く、、、、。
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