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健康あってのものだね

暖かい日がだんだんと増えてもう春はそこまで。
痛くて歩けなかった膝ですがようやくお借りした杖も
もうすぐなしでもよくなりそうです。

散歩の距離を短くされたニケもよく我慢してくれました。
何度も振り返って「大丈夫?」というまなざし!それは私の勝手な思い込みかもしれませんが、いいリハビリになりました。

今まで大した病気もなくここまで来た方が不思議!と友達は言いますが、
やっぱりLINEや電話でのお見舞いは嬉しいものです。

ちょっとここらでひと休み!が出来た今は、今まで以上に体の事を思い返しました。

怒涛!の時代にはそんな自分事を考える余裕もなく、病院に行って何か病気でも見つかったら大変!今倒れる、今入院するわけにはいかない。なんとしても子供が高校を卒業するまでは…。という一心でした。

そんなときから思えばありがたいことです。身体をいたわるようになったのですから…。

健康の大切さは分かっているようでほったらかし。
何しろ免疫力!とは内臓のことで筋肉や骨の老化はすっかり忘れていました。

まあこの年代まで付き合ってくれた体に少しの休憩は当たり前。
やはり病んで初めて健康の有り難さが分かるというものです。

歩くのが当たり前、と思っていたのに階段の上り下りに時間がかかって、
椅子から立ち上がるのも一苦労でした。

聞くとみんな同じような経験をしているみたいで、安心したりお互い年齢を突き付けられたことに納得!と言ったところです。

杖を突きながら歩いていた時は、街中で私一人…。のような変な気持ちでした。私より先輩とみられる方もさっそうと歩いているし、おしゃれな婦人は高いヒールで難無く階段を上っていきます。

そんな話を知り合いにしたら、「私も同じことを感じたよ!」というのです。「へ―こんなお婆さんもすたこら歩いているのにどうして私だけ?」
と腹立たしかったというのです。腹が立つほどではないにしろなんとなくわかるような気がします。

しばらくして街に出ると杖を突いて歩いている人は結構いるものです。
「あー私も少し前まで、杖を付いていました!膝ッて痛いですよね。」と親近感さえ湧いてきます。

この二週間。初めての経験は杖を突く人にはみんな優しい!ということを改めて発見しました。
知らない人もです。こんなに好待遇ならもう少し三本足でもいいかな?と思えるぐらいでした。

桜の花が神戸にも咲き始めるころにはすっかり良くなってニケと一緒に布引の滝まで行きたいものです。

今日もいい日にしましょう!




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