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カボチャと言えば

毎年この時期になると街のいろんなところで、ハロウィンの看板、カフェではカボチャのケーキ、今や秋の風物詩になっています。

孫たちは三人、恒例になったお友達と仮装してパーティーを楽しんでいます。親の方が楽しんでいる向きもありますが…。

クリスマスやハロウィン、昭和のおとなたちは「これは外国のキリスト教のお祭りだから関係ないよ。うちは仏様。」みたいに硬い硬い!

そんなに律儀に考えなくとも…。と幼い私は近所のおうちで、アメリカのホームドラマのようなパーティーを楽しむ様子をうらやましく思っていました。

このハロウィンは古代ケルト人の収穫祭。キリスト教に吸収された彼らのドルイド教ですがこのお祀りだけは残り続け、ハロウィンと変化したそうです。

近くのアメリカ人の家庭では、ホームパーティーに近所の私たちをよく呼んでくれました。

おばさんの作ったケーキは大きくていびつな形でしたが、夢のような光景でした。ケーキはまだまだ高級品の時代でしたから。大好きなチョコレートも山のように盛ってあったのを覚えています。

今ほど大々的ではありませんが、真から大人も子供も楽しむ精神!

我が家にはないフランクさで「きっと毎日がお祭りみたいなんだろうなあ」と感心しました。

待ちに待って、誕生日に次いでお正月にお年玉をもらうことが最大の二大イベントでしたから…。

子供たちも幼稚園のイベントや習い事の教室で、楽しむようになりあんなに「うちは仏教だから関係ない」とその時だけは仏教徒を語った父まで、孫に連れられておもちゃ売り場へ。「こんなに変わるもかしら⁈」と孫の存在の大きさや、やはり父も孫には勝てずを知りました。

先日仮装した孫たちの写真が送られてきました。そろそろ次男の誕生日、クリスマスを挟んで、お正月、同じ月には長男の誕生日。彼らの大事なイベントは私にとっては少なからずお金が舞い散る季節になりそうです。

私にはやっぱりカボチャは風邪を引かないための冬の野菜の一つ。

お寺で出された長い串に刺さった皮付きの煮物の大根やカボチャ。これはこれで健康を願う日本の習慣。どちらも食べ物の有り難さを感じることでは同じです。

昨日見かけたチョコレートの上にマジパンのカボチャと魔女ののったケーキを今日は買って帰ります。暖かいミルクティーを入れて久しぶりにビデオ通話で孫の顔でも…。のっけから欲しいおもちゃのリクエストがありそうですが…。

今日もいい日にしましょう!



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