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万物に感謝

こどもや愛犬、愛猫にメダカや金魚、はたまた庭の草木。

こちらが育てているように見えて本当はその幼く無垢の心に荒んだ気持ちを洗われたり、なんてピュアな表情が出来るんだとか、こんなに無心に一つのことにとり組むことができるのかと気づかされることの方が多くてなんて私は自分よがりな人間なんだろうと思うことがあります。

その姿から、こちらが学ばなければいけないと思えることが数えきれないくらいあります。

ニケは私の無二の存在。この子の最後を見届けてからという気持ちが強くあります。私の元気の源!ですから彼女によって生かされている部分もあります。

メダカや金魚は物言わずとも朝には嬉しそうに集まって、気持ちよく泳ぐさまを見せてくれます。見ているだけでも癒されます。

花の咲くのを楽しみに大事に育てた草花は、その可憐な蕾に始まって満開の、そして朽ちるまで季節の流れを知らせてくれます。

娑婆の風にさらされていつの間にか、逞しくという言葉でいいように包み隠していても、傷だらけであったことは隠せません。

子育てが始まって何もできない赤ん坊に寝不足や思うようにいかないイライラを募らせたとしても濡れた瞳の奥底から放たれる光に自分の愚かさを知らされたことは何度もありました。

大きくなってこちらが世間の常識を振りかざしてもそこにすじが通ってないときの説得力のなさ、成長した子供たちはお見通しです。

それでも母とはこの世に生まれ出るには必要な人物、よくついてきてくれたものです。

叱られて理不尽なこともたくさんあったでしょう。今更あの時のことを「ごめんね」と言っても「いつのこと?覚えてないわ」と肩透かしを食らうでしょうね。

我儘で強情なだけがしっかりへばりついて、素直であることを忘れている昨今、たまに「私はこどもたちに育てられていたんだ!」と実感しています。

ペットであっても同じです。いつもそっと傍にいる。いつの間にか!

ニケはよっぽどでない限り吠えません。どなたかが来られた時に吠えますが、私が玄関に行くとお役目御免というように奥に下がります。

腰の痛い時の散歩は心なしかいつもよりゆっくり歩いて何度も振り返ります。階段も三歩先で止まっては振り向き立派な介助?犬です。

またまた犬バカがと思われても仕方がありませんが、一人になっても愛犬たちがいたということは何よりの癒しでパーソナルトレーナー⁈。

私は誰かにそんな優しい心遣いが出来ていたのか?こちらも無償の愛で接することが出来ているのかと反省!の山です。

沢山の人と出会って、助けられました。その都度、いろんなことを学びました。やはり人は気持ちで動く動物。ありきたりな言葉ですが感謝の気持ちは忘れずに!ということですね。

今日もいい日にしましょう!



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