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いい人にならなくていい

「あの人はいい人よ!」と言われようと頑張ってしまう人。期待に応えようと背伸びしてしまう人は最後 疲れて自爆しやすくなるようです。なんとなく人間関係で疲れている人は周りに気を使いすぎていることがあります。

人は完璧な生き物ではないのですから、疲れてあまり話したくない時やイライラしている時があるのは自然の事。

テンションが高い日もあれば駄々落ちの日も…。
ありのままでいい!と私は思います。そうはいかないという声が聞こえてきそうですが…。


修行僧ではないのですから、毎日が生もの!今日はどんな自分が現れるのかもわかりません。それを楽しめるようになれば楽になります。

今日の私はちょっと疲れているかもと他人事のように自分を見ることが出来れば慌てる必要がなくなります。自分と他人の間に小さくワープをすることが出来たら…。自分を俯瞰するということです。


朝は気分よく起きて、一日いい日になりそうだと思っていても、遅刻しそうになったり、忘れ物をしたりと何か小さなことでつまずくとやる気をなくして今日はついていないと沈んでしまう人もいます。

好かれようとすると不自然な言動や行動になって本来の自分が消えてしまいます。

また「いい人」とはどんな人の事でしょう。

争わない。悪口を言わない。敵を作らない…。扱いやすい⁈マウントされない。

つまりは平和主義。誰とでも仲良くできる人です。それが本来の姿であるならば申し分ないのですが、そうでない場合はしんどいだけです。

自分はこんなもん。背伸びしたってしょせん知れていると思うことができれば気は楽になるのですが…。

誰のための人生か。「いい人」は都合のいい人ともとれます。

言うことを聞いてくれる。自分の意見を肯定してくれる。

個性がないと敵を作ることもありません。「嫌われる勇気」という言葉の一番遠いところにいることかもしれません。

この世の中、すべての人と仲良くすることは不可能ですがそこそこ淡々と生きたいなら、自分にも他人にも期待しないでいることです。

そうなれば生きたいように生きる。他人の評価ばかり気にするより自分が納得することを選んでいけばいいと思います。

新しい学期や職場になって初めての人とこれから一緒に過ごすことになった時、うまくいくのか大なり小なりみんな不安です。

母は言ってました。「みんなカレーやシチューの鍋の中。最初はジャガイモや玉ねぎ、にんじんお肉。それぞれ個性があってごつごつ鍋の中でひしめいているけどいつしか角も取れて丸くなるよ。最後は一つのいい味になるから大丈夫!」と言ってました。それぞれに味があるから美味しくなる。

個性のない集まりは味気ないし単一の味。

それに相手に対する「いい人」のイメージも違います。

自分のうま味を発揮できる存在でありたいものです。

今日もいい日にしましょう!




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