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基本は好きか嫌いか

電話を切った知り合いがぽつりと。
この人苦手、と言うか正直嫌い‼

人を好き嫌いのふるいにかける人ではないと思っていたので彼女の言葉に驚きました。
営業担当者が変わって後任の人。ぼそぼそと何を言っているのか何が言いたいのかわからず、彼女が「前任と話していた新しい商品をお願いします。」ということでしょう?と。言いたいことは解るけれど「到底あなたの営業ではお願いしませんよ。」とも。

くぐもった声での営業が嫌いがその人自身が、とは分かるような分からないような…。
もう一人ははっきり普段から好き嫌いを発するので「わかるわかる!」と賛同します。

私も今までならあまり好感はもてないけど、口に出すほどでもないのでほどほどの距離感。をモットーにしていました。

1つのこと、小さな気に入らないことから気に障ることがどんどん増えてその人のことがすべて嫌いになるとは恋愛あるあるですが同性にも同じような感情を持つことがあるものです。

嫌いな人とは関わらないことと聞いたことがあります。
同じような考え方の人はめったにと言うより全くと言っていいほどいないのですから、どちらかが我慢したり受け流したりして、人間関係の複雑さを味わった人も多そうですが、私たち昭和生まれにはその無視をするという行為が出来ずにいました。年上だとか先輩と言う枠もなくなっていて…。

何とか穏便に!ではないですが、こちらが呑みこめば済むことと割り切っていましたが、同年代の会話で「私たちも同じような対応をしてもいいんじゃない?」と言う人もいて、それはおとなの行動なのか?と迷います。

「私もその考えに乗っかる!」とはまたしても驚きました。
最近は多様性と言う言葉が氾濫して協調性と言う言葉はあまり重要視されないというかそんなの勝手でしょ!と言う考え方に消されそうな勢いです。

嫌なものは仕事であってもしない。だって疲れるし楽しくないし…。なるべく楽をして生活を楽しもう。そこに仕事優先と言う言葉は見当たりません。

それでも何とか人間関係を保ってきましたが、そこに好き嫌いが入るともうそれは次元の違うもの。

この先日本は?どうなっていくのかと少々老婆心ながら心配ですが、
同年代でもはっきり口に出す好き嫌い。

これも一つの時代の流れと捉えるのでしょうか?
それでなくてもストレスの多い今の世の中、できるだけフラットな環境にするためには自分自身で選択する必要が合うのかもしれません。

もう真夏の日差しが朝から降り注いでいます。
アスファルトが熱くなる前の散歩と早くに出てもすでにニケはハアハアと息が荒くなっています。

もう10才なんだから無理は禁物。あんなに好きだった散歩もだんだんとおっくうで嫌いになっていくのでしょうか?

今日もいい日にしましょう!



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