メッキのプライドならはがした方がいい
プライドの高い人! というとあまり良いようには見られていないことの方が多いようです。
ある本で他人からどう思われているかが気になって仕方がない性格と書いてありました。
「でも、だって、」と言い訳が多くて負けず嫌い。 自分が間違っていてもそれを認めることは負けた? ように思ってしまう。 勝ち負けを気にします。
どうでもいいようなことでも否定したがる。 何でも優劣をつけたがる。
社内で一見おとなしそうに見える人が実はとてもプライドが高くて…。それは悪気がなさそうに見えるので、むしろ困るという友達がいます。
また賛同する姿を見たことが無い。 何しろ「いちゃもん」をつける人もいて…。
そのプライドは本物なのか偽りのものなのか。 全部ひっくるめて「プライドが高い!」 というからプライドが悪者になっている。
それは自己愛と混同しているのかもしれません。 自分を守るための防衛術⁈
本物は「誇り」と言い換えることが出来ます。
私は「誇り =プライド」を持つことは大切だと思っています。 それはいざという時、自分軸で揺るぎない自信となります。 自分が今までに経験したものを土台に築いてきたものは尊いはず。いろんなことを経験することでプライドが育ちます。
しかしいくら自信があって自分が正しい、私が一番と思っていても上には上があります。 その山に登ってみるとまたそれより高い山があり、今までの自信はなんだったのだろうと。 そのプライドは井の中の蛙。
人と比べるからおかしくなるのではないでしょうか。 しょせん人間同士。 空の上から見ればどっこいどっこい。 同じようなもの。
それなら、そんなくだらないプライドは捨てて、素直になった方がいろいろいいことがありそうです。すると毎日が楽しくなります。
学校でも職場でもそんな意地の張り合いで人間関係をこじらしたりと、強情なこだわりががんじがらめにしています。
本物は普段は見せびらかすものではなく、心の奥底に消えない炎となっていつでも静かに燃えているものです。 すぐに飛び出してくるプライドもどきはただの独りよがり。
ここまでは許せてもその先は…。その容量は度量の大きさに置き換えることが出来ます。それは謙虚さであり寛容の器でもあります。
「やられたらやり返す」流行りましたね!ドラマのセリフとしては面白いですが、実社会ではほどほどに。
「百倍返し」は愛に溢れたお返しなら双方が幸せと言えるようです。
今日はどんな自分が現れるか楽しみです!いい日にしましょう。
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