日常の有り難さ　　ニケと歩けば

師走になると忘年会しよう！といろんな人から声をかけていただきます。
それぞれに付き合う分野が違うと飲み会も様々。

飲み放題食べ放題、焼き鳥で昼呑み、ちょっとしゃれたイタリアンでコース料理。静かな小料理屋で静か目の人だけで日本酒を頂く。

それぞれに楽しくて、こんなにもたくさんの人と今年もお付き合い出来たと思えることは幸せです。

旅行から帰って、今日は日曜日。今朝は窓がすっかり曇っていて外の寒さが伝わります。

もう少し明るくなってからとニケのはやる気持ちを横目で、まずは白湯で体を温めます。

飲み終わると「もういいでしょ？」とそそくさ玄関に向かうニケのお尻の振り方はご機嫌のようです。

いつもより一枚多く羽織っても冷たい風は容赦なく首すじから入り込もうとします。

町猫が餌をくれるおばさんだと思ったのかあちこちから顔を出しました。
なんだ違った！と、そそくさと草むらに姿を消します。

ニケはなんだかたった一日一緒に行かなかっただけでも久しぶり！と思うのか足取りもスキップしているみたいに軽やかです。

ご褒美に今朝はいつもよりゆっくりたくさん歩こうね！と飼い主は自身に念押しします。

未だ月明かりの残る公園。いつもの景色が少し違います。
ふと見ると真っ白な椿の花が月明かりに清純なたたずまいでたくさん咲いています。足元ばかり気にしながら歩く公園の変化に今朝は気が付くことが出来てなんだか今日はいい日になりそうです。

こんなことでそう思えるなんて安上がりな！…。
なんてこともないのを感じれる今は心が潤っているのでしょう。
いろんな面倒なことは自分がそう決め付けているだけ。

人間関係もしかり！あの人は苦手！あそこがどうしても受け入れられない。
と思っているのは嫌な部分しか見ていないだけなのかもしれません。

必ずいいところを誰しも持っているのですから、お互い様です。
その人の良いところを見つけたら自分も楽しくなってもっと分かり合えるような気がします。

我慢する必要はありませんが、少しでも受け入れる心を持ちたいものです。

今朝の散歩はいろんなことが次々と思い浮かんで、日常の有り難さをさらに感じる道すがらとなりました。

今日もいい日にしましょう！