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自分に合う合わない

今朝のニュースで連休明け、退職代行サービスへの依頼は過去最高だったと知りました。

会社へ退職の意思を代行してもらう。もろもろの書類関係を一切任せられるとあって人気?があるとか…。

昭和生まれとしては自分の後始末もできないなんて!と驚いたり情けなく感じたり、そこまでしてもその会社を辞めたくなる要因があったのかと気の毒に思ったり。ちょっと先行く身としては時代の流れを感じずにはおれません。

若い人の中には面倒くさいから、とか上司にその旨を伝えるのさえ湯鬱になると笑いながら話す様子は、そんなに深く悩んでいないようにも見え、自分の後始末ぐらい自分ですべきですが、そんな気持ちもわかる気がすると同じ年代ならではの理解の仕方が多くありました。

それを聞いて、毎日針の筵のような職場で我慢の一文字で耐えている中間層の人は「いいなあ~」と思うのか…。

連休明けと言えばまだ入社してそんなに立っていないはず。見切りをつけるにはちと早すぎる気もしますが、それだけの勘と先を見る目があるとしたらそれもありなんとなるのでしょう。

馬には乗ってみよ、人には添うてみよ。と小さなころ親から聞かされました。その時はあんまり理解できていなかったと思うのですが、今となってはいろんな場面で立ち止まった時のちいさな気づきになっています。

どうもこの人とは合わないとかこの職場は思ったようなところではなかった。と最初は自分の理想をふくらましてのことですから「あれっ?」と思うのは当たり前です。そのギャップがイコール合わないとか嫌い、我慢できないとなると何をやっても芽が出ないし楽しくない。自分でその暗い穴の中に飛び込むようなもので時間をかけることの大切さを知ればまた違ったアイデアや考えが生まれてくるかもしれません。

納得の答えが出てそれが辞めるという道を選んだとしても気持ちの晴れたいいものになるように思います。それはつまずきではなく分かれ道の標識だったと思えば「決断して良かった!」となります。

最近めっきり若い年代の人の考え方が自分とは違ってきていると実感することがあります。

もっと若いころなら「そうではないでしょ!」となっていたでしょうが、今はそんな新しい風も吸い込んで受け入れる気持ちが自然と生まれていることに気が付く今日この頃となりました。

失敗のない人生なんてありえませんが、後悔のないものにしてほしいと老婆心ながら思っています。

人生はいつも楽しい!と思える未来は自分が作るものですね。

今日もいい日にしましょう!


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