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日記 2023/6/17・6/18

6/17

絶好のお出かけ日和。今日はかねてより行きたいと思っていた岐阜城へ。
名古屋から約30分ほどで岐阜に着いた。金額も時間もそこまでかからないのに遠出した特別感があってすごく良かった。行ったことのない街を冒険感覚で行くのは楽しくてしょうがない。駅に着くや否や早速煌々と金色に輝く織田信長公(像)が我々を出迎えてくれた。

岐阜駅前


来訪した客を獣のような鋭い眼光で睨みつける信長公に圧倒されつつも岐阜城のある岐阜公園に向かうバスに乗り込んだ。到着すると目の前には大きな山が現れ、その頂上には岐阜城がそびえ立っていた。当初「ハイキングコースで歩くのもいいね」なんて話し合っていたが、登山などウブの素人の我々には到底無理な規模の山だった。地上から見る城の大きさを見て即「ロープウェイにしよう」と判断。その前に腹ごしらえをしようと岐阜公園横にある食堂兼案内所でおにぎりと唐揚げを食べ、ロープウェイへと向かった。天気がすこぶる良かったので外で食べたお弁当が最高だった。この上ない多幸感に溢れた。
ロープウェイ切符を購入しいざ岐阜城へ。グングンと力強く登っていくロープウェイから見る岐阜の街並みは荘厳で美しかった。

山から見た街並み


約4分ほどで到着し、そこから7分ほど歩いた場所に岐阜城は存在する。しっかり舗装された道ではあるがしっかり山道だった。ゆっくり周りの自然を楽しみながら岐阜城へ向かう。いよいよ目前に差し掛かった際岐阜と愛知の景色が360度広がった開けた空間があった。綺麗な日本の景色に心休まった。ベンチの横にハイキングコースにつながる道があり、「こっから帰れるんだ」など話しているとベンチで小休止していた老人が「帰りは大変だよ」と突然話しかけてきた。
どうやらこの老人は毎日1時間ほどかけて山道を登っているらしい。タフネスでパワフルな老人の体力に頭が上がらなかった。

岐阜城


岐阜城の中は綺麗に分かりやすく展示されていた。この土地で出土されたもの、岐阜城の歴史、信長公の歴史等、歴史ファンにはたまらない展示品が数多く展開されていて興奮した。土曜日なだけあってか来場者も多く賑わっていた。ずいぶん賑やかだなと思ったらタレントの武井壮さんがロケをしており、めちゃくちゃカッコよかった。
天守閣から見る景色は言わずもがな、素晴らしかった。遠くに見えるビル群を見て「あれ名古屋駅じゃない?」「違うよ」「いーやそうだって」「近すぎるでしょ」なんて言い合いしながら景色を楽しんだ。
ある程度岐阜城を堪能し、下山した。五平餅を食べて岐阜駅に戻る。夕方になり岐阜駅周辺の飲み屋が活気づいていた。こういう暑くて汗を掻く日は無性にビールが飲みたくなる。ということでドリンク1杯+おでん2品+小鉢2品+串カツ3種+塩キャベツで990円(税別)の晩酌セットを提供している居酒屋に入店した。大根がしみしみでなまら美味かった。ビール1杯では足らず2杯頼んだ。気持ちよくなりカラオケに行き、帰りに駅前のラーメン屋でラーメンを食べてへとへとになって帰宅した。最高の一日だった。

6/18

ドハマりしているドラマ、「だが、情熱はある」の第11話が放送された。
なかなか売れない、世間が自分を認めてくれない状況から脱却し売れ始めた二人。若林さんはエッセイを書き始め、山里さんは離れていた漫才に再度挑戦する。その間に若林さんは大切な人との別れが続く。

会いたい人にもう会えないという、絶対的な事実が会うということの価値を急激に高めた。
誰と会ったか、と、誰と合ったか。
もうほとんど人生は合う人に会うってことでいいんじゃないかと思った。
合った人に会えるように頑張る。

若林さん

劇中に若林さんが語っていたこの言葉が心に突き刺さり涙する。子供の頃遊びに行くと必ずケンタッキーを買ってきてくれるひぃおばあちゃんを思い出し会いたくなった。ひぃおばあちゃんは高齢ながらも自分らが来ると子供の様に無邪気に喜び一緒にバーレルを頬張った。当時身体が細く身長も低かったのでよく「あんたはいっぱい食べて大きくなりなさい」と言われてたのを思い出す。北海道にいる家族や友達にもっと会おうと思った。彼女と遠出したり、コンビニのコーヒー片手に近所の公園を散歩したり、穏やかで平和な日常をもっと大切にしようと思った。
このドラマ、全く参考にならないとか最初に語っているがもうズブズブに刺さりまくっている。ナレーションの台本を書き直した方がいい。
来週はいよいよ最終回。もうすでに「だが情熱ロス」が激しいが、楽しみだ。


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