お金はだいじ

子どもが2人もいるのに貯金がない、やばい

大学に入る、そんな頭が子どもにあるのかわからんけど
とりあえず教育費とか、自分たちの老後とか、やばい と気づいた

夫はこの危うさがイマイチわからない様で、呑気に車を磨いている

私がしっかりせねば!
と奮起

食費を下げるべく、お肉は割引になってるものを買って、ネットの節約レシピを参考に

自分用のお菓子は週に一個だけ、100円以下のものを

鶏肉は、もも肉じゃなくて胸肉を買おう、安いから

など、自分なりにやってみたら

体重が減ってきて、なんだか、元気が出ない。

私がこんな風になるってことは、子どもも栄養が足りてるか心配になってきた

これはいかん

スーパーにステーキ用の牛肉を買いに走り

売り場で値段にビビって、割引きシールの貼られた焼肉用の牛肉にチェンジ

肉野菜炒めに使うくらいの量しかないけど、食べた瞬間めっちゃ元気が出た

牛さん、ありがとう

旦那のお給料はそんなに高くはない
でも、低くもない

節制すれば子どもが小さいうちは、私が子育て専業でもやっていけると思っていた

誤算だったのは、私のスキルの低さ。持っいるお金だけで生活するスキルが、低すぎた

そして、夫はさらに低い様子

私と夫は育った家庭環境が似ていて、いわゆるバブルの波に乗り、波にのみ込まれ沈没した家だ 

私が子どもの頃、母は買い物をするときクレジットカード一回払いで、クローゼットに収まりきらない服を買い、小物やアクセサリーも家が建つくらいの金額を使ったと思われる

私が高校生のときのお小遣いは月3万円だった

金の切れ目は縁の切れ目か、家業が上手くいかなくなり、子ども達は巣立つと両親は離婚し、2人とも裕福とは言い難い生活を送っている

私たちは間違ったマネー教育を受け、今までそれを自分で正してこなかったツケがまわってきた感じだ

節約が無理なら収入を増やそうと、内職をしてみたけど、1時間ある内職説明&練習会に週2回、泣く我が子を連れて行くのは無理だった

内職説明&練習は薄暗い大きな倉庫の中で行われる。簡易的な冷房と大きな扇風機はあるものの、じめっと暑い。そんな中、0才児は1時間も静かに待てない。

何をするにしても、やっぱり乳幼児を育てながらお金を稼ぐのは大変だ

本能のままに子育てしたい、というのも今の時代は贅沢なように思えてきた

子どもを抱っこしたいと思ったときにすぐ抱っこしたい。自分から離したくない。ある程度話せるようになるまでは他人に預けたくない。

ガルガル期というらしいけど、このネーミングはどうなんだ

私のような親は少ないのだろうか

それとも、本能を押し殺して、生活の為に仕事に行く人が多いのか

元シングルマザーの友人が、再婚して子育て専業主婦をやってみて、退屈で耐えられないから子どもを預けて仕事をすると言っていた

彼女は“退屈”の一言で表したけれど、その中には色んなもんもんとした思いがある様だった

色んな人がいて、本能も様々、私がやりたいことを語っていたって別にいいんだと思った

お金をだいじに使って、自分の本能を抑えず子育てをやっていこうと思った

それを可能にしてくれる夫に、改めて感謝


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